1作業で月75時間削減 もうアシロボのない世界には戻れません。/アップル流通様
3PL企業としてBtoB・BtoC物流をトータルサポートするアップル流通株式会社の松本芳秀様と栗田英治様にお話をお伺いました。【2019年3月導入】
アップル流通様は2019年3月のリリース時からのご導入ですが、1年4ヶ月が経過した今、どのような形でアシロボが活躍しているのでしょうか。
主に、どんなシーンで使われているでしょうか?
日々のルーチン作業に『ヤマトビジネスメンバーズ』クラウドサービスからの運賃請求データのダウンロードがあります。内容は、荷主ごとに運賃CSVを抽出する作業で、サイトが混み合う時間帯を避けるために、毎朝7時に出社しなければいけない大変な作業でした。
しかし、今ではアシロボが朝7時から自動収集し、9時にはデータとして揃えてくれています。この業務は重要なので、わざわざ前日20時にテストプログラムを流し、サイト上で問題がないか接続テストを行うのですが、このテスト自体も今ではアシロボが担当しています。この朝夕の作業ができていないと事務スタッフからもクレームが届きますし、担当部署からは、既にもう人の手ではやりたくない作業に位置づけられています。
削減効果は、当社の複数拠点で同じ作業があるため、わずか1作業だけでも月に75時間以上の削減ができ非常に大きな効果が出ています。ヤマト運輸に配送を委託する物流業者であれば、似た作業をされているはずなので、ぜひアシロボを使って欲しいですね。
この他にも、日々の重要な仕事をいくつかアシロボに任せています。例えば、サーバーのバックアップ情報が届くメールがあるのですが、エラーの有無に関わらずメールが届いてしまい1通1通の確認が必要になっています。これをアシロボが担当しています。こうした、わずか30分程度の作業でも自動化が進む事は大きな効果に感じています。
リリース時にアシロボを導入されたきっかけは?
何社ものRPA製品資料を見比べましたが、高額費用を払い導入したところで、本当にきちんと使いこなせるか分からず躊躇していました。そんな時にアシロボに出会い、この金額であれば使いこなせなくても諦めがつくと社内稟議が通りました。実際は無事に使えているので本当に良かったです(笑)
苦労した点
アシロボのシナリオ作成担当は、約3年間のプログラミング経験とコーディング知識のあった私(栗田)が行っています。今は本当に便利機能が充実していますが、リリース当初、とっつきやすさは十分あったものの、まだまだ機能が少なく、繰り返し処理が続くような場合は、Excelの関数など他アプリを組み合わせるといった苦労がありましたね。
全社レベルのRPA推進プロジェクト発足
今までのRPA導入の成功を機に、更なるコスト削減効果を挙げようと全社レベルでのRPA推進プロジェクトに発展しています。各部署で人の判断を伴わないルーチン作業はRPA化できるように、どういった作業があるかのヒアリング会の実施と、シナリオ作成担当者の配置を行いました。プロジェクト発足時は、やはりプログラムを触った事のない現場部門なので「本当に自分達で出来るのかな?」と半信半疑でした。しかし、実際にアシロボを触ってもらった所、まだまだ分からない事も沢山あるものの、徐々に理解を深め自信がつき、「私でも組めた!」と声のあがる嬉しい形になっています。
今後は、一度アシロボを触る機会さえあれば苦手意識は薄れ、RPA化への姿勢にも、より変化を起こせるので、アシロボの無料ハンズオンセミナーを活用して「私でもできる!」そんなシーンが増やせれば良いなと思います。また、身近にアシロボが動く様子を見せていると、この作業ならアシロボで出来るかな?と試す気持ちも増えるので、そういった環境を整備したいと思います。そして各部署のRPA担当者の育成体制も整えたいです。
導入検討中の企業様へ
アシロボは、一からプログラムを覚える代物ではなく、誰でもパズルを組むように作れるので、プログラミング経験がない方でも容易に作れると感じています。例えるなら、既に途中まで組まれているパズルの完成を目指すような感覚です。現場部門の方など、普段はプログラムに関わらない方も、食わず嫌いではなく興味をもって、ぜひとも一度触って欲しいと思います。
本日はありがとうございました。今後もますます現場部門の皆様にも使いやすく進化する予定ですので、ぜひ色々なシーンで展開して下さればと思います。また社内の皆様から、「もう元の運用には戻りたくない」というお声まで出てきていているとの嬉しいメッセージありがとうございます。
インタビューご協力企業:アップル流通株式会社様(福井県坂井市丸岡町南横地10-47)
輸配送から物流アウトソーシング・在庫・コスト改善や物流システム構築まで、BtoBもBtoCも物流のトータルサポートをされています。