失敗しないRPA導入|成功する導入手順

概要

わずか数年前、RPA導入によって「目標年間10万時間削減」「従業員1万人削減を目指す」といった数々のニュースが大きく取り上げられていました。しかし、残念ながら、その後の状況を伝えたニュースは余り見かけず、RPAは衰退期であるとも囁かれています。かたやアシロボ導入企業では、数々のデジタル化、DX、生産性向上、業務効率化など成功企業が誕生し、いまなお、その歩みが加速しているのも事実です。
ここでは、RPA導入を検討される企業担当者や、すでにRPAを導入されたものの軌道に乗り切れず困られている担当者に向けに、RPA導入までの手順と失敗回避策について解説します。RPA導入で成果を出すには、順序よく進めることをおすすめします。どのような手順で進めていけばよいのでしょうか。アシロボがおすすめする方法と併せて紹介します。

RPA導入までの流れ

(1)RPA運用チームの立ち上げ

RPAの導入部署や活用する主役が誰なのか、ここが大切なポイントです。IT部門であれば、プログラムの知識やリソースも豊富で、ある程度の操作が理解できれば、後は日々触りながら進めることができます。他方、現場部門でプログラムの知識やリソースがなければ、操作方法の習得やサポート体制の整備も今後の成否を左右する要素になります。これを踏まえた上でメンバーを選出し組成します。

アシロボが定番でおすすめするのは、3名チームです。「仕切り役」「シナリオ作成担当」「社内情報収集担当」のチーム編成です。実際は、IT部門がシナリオ作成し現場部門へ展開する、一人担当者で、と状況によってチーム編成も細分化されます。詳細はお気軽にご相談ください。

(2)RPA化の目標設定

チームが組成できれば、どの業務を自動化するか決定します。このとき、自動化により解決したい課題や目標も明確にしておくことは、もちろん大切です。ただ、RPAは実際に社内で稼働し始めて効果を体感しなければ、なかなか本来的な活用範囲の想起ができず、未来像が見えにくい性質をもっています。そこで、期待する効果や目標を事前に立てる際は、稼働後に変更することを前提にしておくことで柔軟性を持たせおく方が良いでしょう。

(3)業務を洗い出す

対象業務を洗い出し、業務プロセスを可視化します。一般的には、自動化したい、したくないに関わらず、全ての業務を洗い出すのがポイントと言われます。そして、「この業務は不要では?」「これは他の業務とセットできる」「この業務は属人化しているから共有するべきだ」といった課題を明らかにして、業務見直しをしようと試みられますが、あまりおすすめ出来ません。

アシロボは、担当者の既存の「手順とルール」だけでRPA化が可能なツールであること、また1台のアシロボが時給34円と低額であるため、わざわざ、ここでBPR(ビジネスプロセスの見直し、再編)や業務フローの作図などをせず、既存の担当者作業のままに対象業務として検討テーブルに並べれば十分だと考えています。対象業務も、想起しやすい方法をご用意しております。お気軽にお問合せ下さい。

(4)RPAツールを選定する

RPAツールは多数あり、その特徴はさまざまです。機能や費用、サポート体制など多角的な視点で比較検討し、自社に適したツールを選びましょう。RPAツールの選び方については、こちらの記事を参考にしてください。

(5)テスト導入

自社で使いたいタイプのツールが見つかり、社内の担当部署からの許可が出れば、各ツールが提供している体験版のテスト導入をし、実際に業務の自動化にチャレンジしてみましょう。複数ツールの検証にあたっては、各ツールの操作習得と、それに伴う時間が必要になりますが、いくつかのツールを比較検討してみるのが良いでしょう。

アシロボでは、オンラインでの全11講座の操作説明会を体験版ご利用時でも参加人数、参加回数無制限でご利用可能です。今後RPAに関わられる皆様ご一緒にご参加ください。

(6)テスト導入結果を検証・導入

テスト導入で得られた効果や使い勝手から、今後も運用チームで運用可能か、修正の容易さ、サポート体制、投資対効果、今後の発展可能性、対象業務の追加案などを検証した上で、RPAツールを選定、導入します。

(7)導入効果を検証

自動化による効果を定期的に検証します。検証結果を分析し、効果が上がっていないシナリオの改善策を練ったり導入範囲を見直したりしながら社内の定着を図ります。

アシロボでは、KPI(重要業績評価指標)の設定の仕方や成功する運用の仕方など、失敗しないための方法をご説明しております。詳細はお気軽にお問合せ下さい。

RPA導入を成功させよう

RPAは導入さえすれば、即成果が上がるというモノではありません。とはいえ、導入に成功し社内定着すれば、隅々にまで働き方改革が届き、その効果は絶大といっても過言ではありません。自社で解決したい課題は何か?運用体制の整備は?など、イメージが付かず迷われた際は、どうぞお気軽にご相談下さい。私たちアシロボと一緒にRPAでの未来型の働くを創りましょう。

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