CRMツール比較17選!人気ランキング2025

CRMツール比較17選!人気ランキング2025

CRMツールは、ビジネスの効率化と顧客満足度の向上に大きな役割を果たします。AIやクラウド技術を搭載した機能によりデータ管理を自動化し、リアルタイムで顧客情報を更新できます。企業は顧客の行動やニーズを予測し、的確なマーケティングや営業活動を効率化するにはこれらのツールが欠かせません。市場にも多様なCRMツールが存在し、多彩な機能を提供しています。

また、CRMシステムの導入が難しい場合でも、営業支援に特化したツールや顧客管理に特化したシステムを導入するといった解決策もあります。この記事ではCRMシステムを中心に17のツールについて機能や費用、プランについて詳しく紹介しますので、自社にとって最適なツールを探し出してください。

目次

CRM比較17選!中小企業におすすめのツールは?

CRMツールは、顧客管理から営業支援、メールマーケティングまでビジネスの成長を後押しする強力な機能を提供しています。本記事ではCRMツールを中心に17のサービスを比較し、各ツールの主な機能、費用、特徴などを詳細に紹介します。初期費用や月額利用料、無料トライアルの有無など、導入前のポイントも含め、自社のニーズに合ったCRMツールを見つけましょう。

また、営業支援に特化したツールをはじめ、ホームページ作成やメール営業、EC通販特化型、顧客管理に特化したツールも含めて紹介しています。万能型のCRMシステムだけでなく、自社の課題を解決できる特化型ツールも推奨されます。サイトの後半ではツールの選び方やメリット、注意点についても解説していますので、導入の参考にしてください。

ジョブマネ

ジョブマネ
主な機能顧客管理
案件管理、見積書・請求書作成
工数管理、経費精算
ワークフロー機能
タスク管理、スケジュール管理
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、多人数の企業も対応可能
初期費用無料
月額利用料グループウェアプラン: 1,000円~(企業規模に応じて変動)
ビジネスプラン: 1人あたり3,000円/月
無料プラン10名まで、1GBまでの無料プラン
無料トライアル30日間の無料トライアル可
提供形態クラウド型
連携可能なサービスSFA、ERP、グループウェア、外部サービス(APIを通じて)
サポート体制平日毎日オンラインチャット、電話、オンライン会議でのサポート
運営会社ジョブマネ株式会社

ジョブマネは、沖縄県那覇市のジョブマネ株式会社が提供するクラウド型の業務管理ツールで、CRM機能だけでなく、SFA、ERP機能を統合したオールインワン型のシステムです。

顧客管理、見積書作成、請求書作成、売上・利益管理などデータ連携できるため、1つのシステムで管理できます。リアルタイムで情報を共有でき、部門間の状況や進捗の共有もスムーズです。必要な機能を設定画面で選ぶだけで、その日からすぐに利用可能。見積書や請求書、稟議書などの書類がクラウド環境のデータベースに保管されるため、ファイルサーバーとしても利用できます。案件ごとに、売上・仕入・外注費・勤怠(工数)・経費を紐づけて管理できるため、案件ごとのベネフィットをすぐに把握できます

また、平日毎日オンラインチャット、電話、オンライン会議など、万全のサポートを提供。各種APIを通じて外部サービスと連携でき、名刺管理や地図機能、スケジュールなど多彩なサービスと連携できます。

ペライチ

ペライチ
主な機能Webサイト作成
レスポンシブデザイン
SSL対応
SNS連携
フォーム設置
タグ(HTML/CSS/JS)埋め込みなど
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業も対応可能
初期費用無料
月額利用料スタートプラン: 無料
ライトプラン: 980円
レギュラープラン: 1,980円
ビジネスプラン: 2,980円
プロフェッショナルプラン: 6,910円
無料プランスタートプラン:
無料で1ページのWebサイト公開可能
無料トライアル新規登録時にレギュラープランを30日間無料で利用可能
提供形態クラウド型
連携可能なサービスSNS、Google Analytics、外部サービス(APIを通じて)
サポート体制平日毎日オンラインサポート、メールサポート
運営会社株式会社ペライチ

ペライチは、株式会社ペライチが提供するクラウド型のホームページ作成ツールで、Webデザインの知識がなくても、豊富な無料テンプレートを利用して簡単にホームページを作成できます。

無料プランが充実しており、無料のスタートプランでは、1ページのWebサイトを無料で公開できます。公開後も編集更新が可能で、SSL対応も含まれています。また、新規登録時にレギュラープランを30日間無料で利用できるため、上級プランの機能を試せます

プランにより、独自ドメイン対応、フォーム設置、タグ(HTML/CSS/JS)埋め込みなど、詳細なカスタマイズが可能です。Google Analyticsや外部サービス(APIを通じて)と連携可能で、より多機能なサイト運用が可能です。無料トライアル期間中に上級プランの機能を試せるため、実際の運用前に自社にとって最適なプランを選べます。

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うちでのこづち

うちでのこづち
主な機能顧客分析とLTV分析
自動リレーションの設定
データ分析と報告機能
メール配信、DM、アウトバウンド、SMS配信
DMP広告配信機能
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業
初期費用要・見積もり
利用しているシステムによって変動
月額利用料税別で月額29,800円〜
顧客数に応じた従量課金制
無料プランなし
無料トライアル2週間の無料トライアル可
提供形態クラウド型
連携可能なサービス日本国内のECカートや基幹システム、ecforce、BカートASP、MakeShop byGMOなど
サポート体制システム利用料に運用サポートが含まれる
導入支援も提供
運営会社株式会社E-Grant

「うちでのこづち」は、株式会社E-Grantが提供するEC通販特化型のCRMツールです。

累計800社以上の導入実績があり、顧客満足度が93%以上。日本国内のECカートや基幹システムとも自動連携し、顧客の属性や購入傾向に合わせたデータ分析機能も豊富に搭載しています。メール配信、DM、アウトバウンド、SMS配信、DMP広告配信などのマーケティング・オートメーション機能を一気通貫で提供し、最短30日でのスピード導入が可能です。2週間の無料トライアルも提供されており、サービス試行期間も十分に設定されています。

システム利用料に運用サポートが含まれているため、導入後のサポートも充実しています。ECサイトの運営強化を目指す企業に最適な特化型ツールです。

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formrun

formrun
主な機能フォーム作成
自動メール返信
一斉メール配信
EFO(エントリーフォーム最適化)
Webhook機能
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業も対応可能
初期費用無料
月額利用料BEGINNERプラン:月額3,880円
STARTERプラン:月額12,980円
PROFESSIONALプラン:月額25,800円
無料プランあり(1フォーム作成、月30件回答、100MB保存容量)
無料トライアル14日間(PROFESSIONALプランの全機能を無料で利用可能)
提供形態クラウド型
連携可能なサービスkintone、Gmail、Slack、Chatwork、LINE WORKS、Teamsなど
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社株式会社ベーシック

株式会社ベーシックが提供する「formrun」は、2024年時点で350,000ユーザーが利用するフォーム作成管理ツールです。

フォーム作成からデータ管理・顧客対応に至るまで、受理したフォームを起点にした機能が整っています。フォームは、40種類以上のテンプレートから選択して必要な項目を追加するだけで、デザインや機能・安全性に優れたフォームをノーコードで作成できます。フォームに入力された内容は自動的にデータベース化され、顧客管理も効率化します。

kintone、Gmail、Slackなどの外部ツールともスムーズに連携。顧客情報を一覧表示するリスト画面や、対応状況がひと目でわかるカンバン方式でステータスを管理するため、対応の遅れを見逃しません。フォームの作成から顧客管理までを一括して管理できます。受理フォームの内容を顧客情報管理へ自動的に登録できるため、大量の新規登録を抱える業務に最適です。

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スマート顧客台帳

スマート顧客台帳
主な機能顧客情報の一元管理
コミュニケーション履歴管理
見込み客の追跡
自動的なリマインダー設定
シンプルなレポート機能
対応従業員規模小規模事業者、中小企業
初期費用無料
月額利用料無料
※オプション利用により有料でのご契約
無料プランあり(基本的な機能が無料で利用可能)
無料トライアル無料プランで利用開始可能
提供形態クラウド型
連携可能なサービスシャノン、他のCRMツールやマーケティングツール
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社株式会社Wiz

「スマート顧客台帳」は、株式会社Wizとシャノンが共同開発した無料の顧客管理ツールです。

従来の顧客データをExcelやスプレッドシートで管理していた方法から一歩踏み出し、クラウド上での一元管理により営業活動の効率化を図ります。顧客の連絡先情報、購買履歴、コミュニケーション履歴などを統合的に管理でき、商談履歴の記録やタスク設定の機能も搭載。対応履歴を時系列で記録し、フォローアップすることで営業効率を大幅に向上させます。

「スマート顧客台帳」の最大の特徴は、初期費用や月額費用が完全に無料で始められる点です。シンプルで使いやすい設計のため、エクセルなどの既存ツールの操作に慣れているユーザーもスムーズに移行できます。また、架電による営業代行や有人チャット代行、失注した案件への立ち上げ架電など、営業代行オプションも備えています

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Sales Cloud

Sales Cloud
主な機能見込み顧客・顧客管理
商談管理、売上予測
ダッシュボード(営業状況の可視化)
ワークフロー自動化
Einstein AI(人工知能による営業支援)
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業
初期費用無料
月額利用料Starter:3,000円/ユーザー(税別)
Professional:9,600円/ユーザー(税別)
Enterprise:19,800円/ユーザー(税別)
Unlimited:39,600円/ユーザー(税別)
Einstein 1 Sales:60,000円/ユーザー(税別)
無料プランなし
無料トライアル30日間(基本的な機能を試用可能)
提供形態クラウド型
連携可能なサービスkintone、Gmail、Slack、Google Workspace™、MuleSoftなどの外部アプリケーション
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社Salesforce, Inc.

Sales Cloudは、Salesforce社が提供するCRM(顧客関係管理)およびSFA(営業支援システム)ツールで、顧客情報管理、リード管理、営業案件管理、売上予測、レポート&ダッシュボードなどの高性能ツールを備えています

ホームページからの問い合わせや資料ダウンロードなどのアクションを基にした見込み顧客の情報、取引先企業の基本情報、営業が入手した情報などをまとめて管理。取引額、確度、進捗状況、競合相手、訪問日、訪問回数など、リアルタイムで商談を追跡し、人工知能による営業支援(Einstein AI)も提供しています

30日間の無料トライアルでは、クレジットカード情報やインストールは不要で体験可能。各エディションごとに異なるレベルのサポートプラン(Success Plan)が用意されており、Gartner®社が発表した営業支援システム(SFA)部門で、Salesforceが18年連続でリーダーとして選出されています。多機能、外部連携の多様さの点で、非常に優れたCRMサービスです。

Synergy!

Synergy!
主な機能顧客情報の一元管理
メール・LINE配信機能
問い合わせ管理機能
データ分析
カスタマイズ可能なデータベース
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業に対応
初期費用約130,000円(要問い合わせ)
月額利用料15,000円〜(プランによる)
無料プラン不要
無料トライアルあり(詳細は要お問い合わせ)
提供形態クラウド型
連携可能なサービス他のCRMやマーケティングツール
サポート体制専属トレーナーによる運用定着サポート、メール配信やライティングの運用業務代行など
運営会社シナジーマーケティング株式会社

Synergy!は、顧客情報を一元管理し、効率的な営業活動を支援するCRMシステムです。

店頭、Web、メール、アプリ、SNSなど、さまざまな接点を持つ顧客の情報をデータベースに集約し、一元管理します。現在利用中のMA(マーケティング・オートメーション)ツールやSFA(営業支援システム)などに蓄積している顧客データや、 デジタルギフトサービス、動画配信ツールとの連携も可能です。また、多機能で入力しやすいフォームを制限なく作成でき、フォームで送信された情報は、データベースで一元管理できます。さらに、メールやLINEを通じた配信機能により顧客へのアプローチを自動化し、手間を大幅に削減します。

問い合わせ管理機能では、顧客からの問い合わせをリアルタイムで把握し、迅速な対応が可能です。Synergy!は、ITreviewのCRM部門/メールマーケティング部門双方でLeaderを受賞しています。CRM部門では21期連続の受賞となり、管理画面の使いやすさや、機能の充実性、サポート体制などが評価されています。

kintone

kintone
主な機能業務アプリの作成
プラグイン、外部サービス連携
ルックアップ機能
プロセス管理機能
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業
初期費用無料
月額利用料ライトコース:月額780円/ユーザー(10ユーザー以上)
スタンダードコース:月額1,500円/ユーザー(10ユーザー以上)
ワイドコース:月額3,000円/1ユーザー(1,000ユーザー以上)
無料プランなし
無料トライアル30日間(スタンダードコースの機能を試用可能)
提供形態クラウド型
連携可能なサービスkintone専用機能拡張サービス、電子契約サービス、ファイル管理サービス、Gmail、Slack、Google Workspace™など
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社サイボウズ株式会社

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するノーコードの業務アプリ作成プラットフォームです。

開発の知識がなくてもドラッグ&ドロップでアプリを構築し、自社の業務に合わせたシステムを簡単に作成できます。売上情報、顧客情報、問い合わせ対応履歴、ToDo、報告書、文書ファイルなど、さまざまなデータを管理するアプリを制作でき、kintoneアプリストアから便利なアプリを選んで追加することも可能です。標準的な機能だけでなく、豊富なプラグインや外部サービスとの連携が可能で、上記で紹介しているフォーム作成・顧客管理ツールの「formrun」ともスムーズに連携。帳票出力やカレンダーなどのkintone専用機能拡張サービス、電子契約サービス、ファイル管理サービスなどを利用して、業務に合わせて自由に機能を利用できます。

スタンダードコースを試せる30日間の無料トライアルが提供されており、無料期間中に作成したアプリや登録したデータはそのまま本運用に引き継げます。1ユーザー単位で契約可能で(※10ユーザーからの契約)、1ヶ月ごとの更新であるため契約の自由度が高く、自社でのシステム構築に最適です。

Translead CRM

Translead CRM
主な機能顧客情報の管理
商談管理(カンバン方式)
名刺データの自動読み取り
メール一斉配信とリードナーチャリング
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業も対応可能
初期費用無料(一部プランでは見積もり必要)
月額利用料Free:無料
Growth:月額2,684円
Pro:月額7,008円
Enterprise:月額12,376円
無料プランあり(Freeプラン)
無料トライアルあり(詳細はお問い合わせ)
提供形態クラウド型(SaaS)
連携可能なサービスkintone、Gmail、Slack、Chatwork、LINE WORKS、Teamsなど
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社株式会社Translead

Translead CRMは、営業現場の視点から設計されたCRM/SFAツールです。

営業担当者が行った日々の活動データを記録し、チーム単位で集計・分析することで、営業活動の改善と戦略立案に活用できます。「取引先」「担当者」「案件」「活動」の4種類のデータを軸に、それぞれのデータに必要な項目や入力方法をノーコードでカスタマイズ可能です

とくに、Excelのような操作感で検索・入力が簡単に行える表形式のUIが特徴で、AIによる名刺データの自動読み取り機能や、スマホでの音声入力機能も搭載。カンバン方式の商談管理機能により受注金額の集計や受注見込の分析がわかりやすく、営業活動に関わる情報を効率良く一元管理できます。GPSによる活動場所の自動記録機能もあり、営業関連のデータを自動で蓄積、分析します。営業ツールに的を絞ったシステム改善に最適です。

SKYPCE

SKYPCE
主な機能名刺取り込み、オンライン名刺交換機能
顧客情報の検索・閲覧
地図による地域表示
セキュリティ対策(ログ収集、透かし文字)
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業
初期費用1ユーザーあたり10,500円
(350枚の名刺データ化費用込み)
月額利用料99名まで:5,000円/ユーザー
100-499名:4,000円/ユーザー
500名以上:3,000円/ユーザー
(各プランに20枚の名刺データ化費用含む)
無料プランなし
無料トライアルなし
提供形態オンプレミス、クラウド
連携可能なサービスkintone、Salesforce、東京商工リサーチ企業データベース
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社Sky株式会社

SKYPCE(スカイピース)は、名刺管理を組織で一元管理することで、営業活動やマーケティングの強化につなげる名刺管理サービスです。

シンプルで使いやすいUIで、名刺情報はデータベースに保存され、詳細な絞り込み検索や地図による地域表示が可能。名刺に記入した手書きメモもデータ化し、条件で検索できる機能を搭載しています。さらに、オンライン名刺交換機能が提供されており、名刺交換した顧客に対して早めにメールでお礼を送る機能や、目的別メニューで一斉メールの登録・配信が簡単に行える機能も提供。また、kintoneやSalesforce、東京商工リサーチ企業データベースとの連携が可能で、名刺データを他の業務アプリやCRMシステムと統合して活用できます。

SKYPCEは運用に合わせてオンプレミスまたはクラウドを選択できるため、自社内でデータを保管・管理する方法も選択できます。名刺から顧客情報登録までを自動化した特化型ツールです。

Mazrica Sales

Mazrica Sales
主な機能顧客管理
案件管理
行動管理(時系列での行動表示)
AI機能
名刺管理
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業
初期費用無料
月額利用料・Starterプラン:月額27,500円(5人分含む)、追加ユーザーあたり5,500円
・Growthプラン:月額110,000円(10人分含む)、追加ユーザーあたり11,000円
・Enterpriseプラン:月額330,000円(20人分含む)、追加ユーザーあたり16,500円
無料プランなし
無料トライアルあり(StarterプランとGrowthプラン)
提供形態クラウド型
連携可能なサービスkintone、Gmail、Slackなど
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社株式会社マツリカ

Mazrica Salesは、株式会社マツリカが提供するクラウド型のSFA(営業支援ツール)で、顧客に紐づく案件や行動履歴、プレスリリースなどの企業情報を集約・統合し、さまざまな角度から顧客を理解するための支援を行います

案件の進捗状況をカード形式で直感的に確認でき、ドラッグ&ドロップでステータス変更が可能です。営業会議の資料としても利用できます。OCR機能を使用して写真やスクリーンショットなどの画像から文字データを認識してMazrica Sales内に自動で登録できる機能があり、各案件の受注確度、契約予定日、契約金額などをAIが過去案件の情報から機械学習して算出。リスク分析や着地の目途をアドバイスします。

StarterプランとGrowthプランには無料トライアルが用意されており、全機能を無料で試用が可能。トライアルで入力したデータは成約後も引き継がれるため、本格的な導入に向けて十分な検討が可能です。

Sansan

Sansan
主な機能名刺管理、オンライン名刺交換機能
企業情報(100万件以上の最新データ)
営業履歴管理
受注確度予測(AI機能)
地域別企業情報検索
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業
初期費用名刺データ化費用
(過去の名刺情報をデータ化するための費用)
月額利用料Liteプラン:月額2,000円~(基本的な名刺管理機能)
Standardプラン:月額4,000円~(企業情報、営業履歴管理など)
カスタマーサクセスプラン費用:月額別途見積もり
無料プランなし
無料トライアルあり(詳細は公式サイトより見積もり依頼)
提供形態クラウド型
連携可能なサービスSFA、CRM、MA、Microsoft Teams、Google Workspace™
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社Sansan株式会社

SansanはSansan株式会社が提供する営業DXサービスで、名刺や企業情報、営業履歴を一元管理して全社で共有することで、売上拡大とコスト削減を同時に実現します。

専用スキャナやスマートフォンアプリから名刺を取り込む機能があり、オンライン名刺機能も提供。商談メモや人事異動通知などが自動で通知されます。AI機能を活用して、受注確度を予測することも可能です。さらに、100万件を超える最新の企業情報があらかじめ搭載されており、エリアや業種、従業員規模などの条件で企業を絞り込めます

また、ウェブフォームとSansanを連携する「スマートフォーム」機能もあり、フォームに登録された顧客情報を自動的にSansanに登録できます。営業活動の効率化に特化したSansanは、導入コストを抑えて業務を効率化したい企業に最適です。

Intercom

Intercom
主な機能リードジェネレーションと変換
ユーザーオンボードとエンゲージメント
セルフサービスサポートの提供
リアルタイムチャット
オートメーション機能
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業
初期費用無料
月額利用料Essential:月額39ドル(個人、スタートアップ、中小企業向け)
Advanced:月額99ドル(成長するサポートチーム向け)
Expert:月額139ドル(大規模なサポートチーム向け)
無料プランなし
無料トライアル14日間(すべてのプランで利用可能)
提供形態クラウド型
連携可能なサービスAdmina、kintone、Gmail、Slack、Google Workspace™
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社Intercom, Inc.

総合型のカスタマーコミュニケーションプラットフォームであるIntercomは、カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするIntercom, Inc.社が提供する統合型のCRMツールです。

Webサイト上にウィジェットを組み込み、ユーザーの利用するウェブサイトやページに関する情報を集約。Webサイトに訪れたユーザーの動きを可視化することでフィルタリング、セグメント化します。顧客リストに対して、メッセージ、アナウンス、プッシュ通知、メール配信などのコミュニケーションを提供。また、ウェブサイトから自動的に多くの見込み客を取得し、Botを使用してMeetingをスケジュールします。

可能性の高い見込み客とリアルタイムでチャットする機能も備えており、顧客行動やコミュニケーションデータの分析により営業活動をサポートします。Web集客に注力したい企業に最適なツールです。

Hubspot CRM

Hubspot CRM
主な機能顧客情報の一元管理
営業パイプライン管理
タスク管理と進捗追跡
フォームとランディングページ作成
ウェブチャットとチャットボット
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業
初期費用無料
月額利用料・HubSpot CRM:無料
・Marketing Hub:
 Starter 1,800円、Professional 106,800円、
 Enterprise 432,000円
・Sales Hub:
 Starter 1,800円、Professional 12,000円、
 Enterprise 18,000円
・Service Hub:
 Starter 1,800円、Professional 12,000円、
 Enterprise 15,600円
無料プランあり(基本的なCRM機能が無料で利用可能)
無料トライアルあり(14日間、Marketing Hub Professionalなどを無料で試用)
提供形態クラウド型
連携可能なサービスkintone、Gmail、Slack、Google Workspace™、Adminaなど
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社HubSpot Japan株式会社

マーケティングソフトウェアのMarketing Hub®、カスタマー サービス ソフトウェアのService Hub®、営業支援ソフトウェアのSales Hub®などのランナップを提供しているHubSpot CRMは、世界135か国以上で23万8,000社を超える顧客を有しています。

会社情報、取引情報などのデータを統合的に管理し、営業チームやマーケティングチームとスムーズに共有。見込み客や顧客情報を一元的に管理できます。また、セールスパイプライン管理、カスタマーサービスツール、レポートと分析などの機能を提供。メール、ソーシャルメディア、電話通話を通じた顧客とのやり取りを一元的にトレースできます。ウェブチャット機能では、チャットの内容や履歴が顧客情報として保存されるため後から確認や分析が可能です

さらにチャットボット作成ツールも統合されているため、あらゆる顧客対応業務を自動化できます。無料で利用できるフリープランは最大1,000,000のコンタクトを管理可能。顧客との膨大なやり取りを統合的・自動的に登録できる非常に秀逸なシステムです。

ALL-IN

ALL-IN
主な機能顧客管理
営業支援、リードジェネレーション
人事/給与管理、会計/財務管理
販売/仕入/在庫管理
コックピット(ダッシュボード)
対応従業員規模小規模事業者、中小企業
初期費用無料
月額利用料セルフプラン:月3,000円~
サポートプラン: 月3,900円~

※両プランとも利用料はユーザー数に応じて変動。最低利用期間12ヶ月
無料プランなし
無料トライアルあり
提供形態クラウド型
連携可能なサービスGoogleアプリ、APIやCSVを利用した連携
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社ALL-IN株式会社

ALL-INは、ALL-IN株式会社が提供するオールインワン型のプラットフォームで、顧客管理(CRM)・営業支援(SFA)・​人事/給与・会計・販売/仕入/在庫管理・グループウェアなど多彩なシステムを搭載しています。

プロジェクト管理やタスク管理に特化した機能やシンプルなインターフェースと直感的な操作性が特徴で、APIやCSVを利用して他のサービスとの連携が可能です。また、グループウェアの機能が人事・給与システムや会計システムなどと連動しており、かつ、カスタマイズ性が高く、企業のニーズに応じた柔軟な設定が可能

データ分析機能を活用することで、業務改善のための具体的なインサイトを得られます。月額料金を抑えつつ、CRMシステムを導入したい企業に最適です。

GeAIne

GeAIne
主な機能問い合わせフォームへの自動送信
営業文章のA/Bテスト
営業リストの取得
AIによるアタックリストの自動分類
効果測定機能
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業
初期費用要お問い合わせ
月額利用料ビジネスプラン:¥40,000
スタンダードプラン:¥67,500
ハイエンドプラン:¥80,000
無料プランなし
無料トライアル3日間の無料トライアルあり
提供形態クラウド型
連携可能なサービスBizteXが提供するクラウドRPA、各種データベース、メール配信サービス、他のCRMシステム
サポート体制導入サポート、営業文章の添削、オンラインセミナーなど
運営会社エッジテクノロジー株式会社

GeAIne(ジーン)はAIを活用した新規開拓営業支援ツールで、企業の問い合わせフォームに自動で営業メールを送り新規アポの獲得を支援します。

約60万社の企業リストから、150種類以上のタグを用いて営業リストを取得できる点が大きな特徴です。アプローチ文章の作成、送信、効果測定までを一貫してサポートし、営業文章のA/Bテスト機能により文章の最適化も可能。さらに、AIが受注確度の高い企業を自動で分類。ターゲットを絞り込むことでより効果的なアプローチが実現します。GeAIneは従来の営業手法に比べて時間とコストを大幅に削減しつつ、質の高い商談獲得に向けてサポートします

3日間限定で無料で利用できるトライアルプランでは、200社へのメール送信、300件ものリスト取得が可能です。Web営業の支援に特化したツールは、CRMシステムの導入やシステム移行、大規模な営業支援システムの導入が難しいケースにおいて非常に有効な選択肢です。

Freshworks CRM

Freshworks CRM
主な機能商談管理、営業活動管理
ダッシュボード機能
AIを活用したコンタクトスコアリング、取引予測
オムニチャネルサポート
高度なチケッティングサポート
対応従業員規模小規模事業者、中小企業、大企業
初期費用無料
月額利用料Freeプラン:無料
Growthプラン:月額9ドル/ユーザー(約1,100円/ユーザー)
Proプラン:月額39ドル/ユーザー(約4,700円/ユーザー)
Enterpriseプラン:月額59ドル/ユーザー(約7,100円/ユーザー)
無料プランあり(Freeプラン)
無料トライアル21日間
提供形態クラウド型
連携可能なサービス100種類以上の外部ツール(Google Workspace™、Slack、Mailchimpなど)
サポート体制FAQ、ヘルプサイト、サポートチームによる対応
運営会社Freshworks Inc.

Freshworks CRMは、Freshworks Inc.が提供するクラウドベースの営業支援システムおよびCRMツールです。

AIを活用したコンタクトスコアリングや取引予測が特徴で、リードスコアの作成やニーズの把握、会話のシナリオ作成など、営業担当者の業務を支援。営業担当者は優先順位が明確になるため、効果的なアプローチを実施できます。さらに、顧客管理や営業支援を強化するために設計された人工知能Freddyが顧客データを分析します。Freshworks CRMは営業部門の強化を図りたい企業に最適です。

無料で利用できるFree プランにも、基本的なコンタクト、商談、タスク管理、モバイルアプリ、ビルトイン電話・チャットソリューションが含まれており、21日間の無料トライアルも提供。営業支援の導入を検討している企業に最適です。

CRMとは顧客との関係を一元管理・最適化すること

CRM(顧客関係管理)は、企業が顧客とのつながりを効率的に管理・最適化するための総合的なツールや経営手法を指します。CRMの核となるのは、顧客情報を一元管理することであり、顧客との関係を深め、営業力向上につなげ、その結果として顧客満足度を高める点にあります。

そのため、クラウドなどの最適な方法で顧客情報を管理することが必須であり、ファイルや情報シートによる情報管理や分散した情報を的確に一元化することが第一歩です。システムやツールの導入には一定のコストがかかり、操作の習熟にも時間を要しますが、情報管理の改善が顧客との継続的な関係向上につながるという視点を重視しましょう。

CRMの主な機能や特徴をわかりやすく解説

CRMシステムでは、顧客の名前、住所、電話番号、メールアドレス、購買履歴などを収集し、一括で管理できます。データベースとして整理・格納することで、顧客情報の正確な把握が可能です。また、収集した顧客情報を分析し、顧客をセグメント(細分)化することで、最適なマーケティング活動を実施できます。

たとえば、購買履歴や興味関心を軸に、ターゲットに合わせたマーケティングが可能です。CRMシステムには高度な分析機能が搭載されていますので、顧客に合わせたメール配信、ソーシャルメディア、電話などマーケティング手法を絞り込めます。メール配信を最適化できれば、メール開封率・反応率の向上も期待できます。

CRM導入費用は数万〜数百万円!規模により様々

営業活動に非常に有用なCRMシステムですが、導入方法やサービス提供者によって価格は大きく変動します。導入には、比較的、費用負担の少ないクラウド型が現実的でしょう。

そのほか、サーバーを自社で管理するオンプレミス型のCRM、独自で開発する個社開発型もあります。当サイトで紹介している18のサービスは、すべてクラウド型を提供しています。型式による費用感は以下のとおりです。

種類初期費用一般的な月額費用
クラウド型CRM無料〜10万円程度1,000円〜3,000円/1ユーザー
オンプレミス型CRM月額5〜10万円程度/1ライセンス
個社開発型CRM200万〜500万円システムによる

クラウド型CRMの初期費用は無料〜10万円程度であり、初期費用が無料または低価格に抑えられているサービスがほとんどです。月額費用は1ユーザーの価格が設定されているケースが多く、機能や利用規模によって高額化します。

オンプレミス型・個社開発型では、サーバー管理費やメンテナンス費も必要となり、システムのアップグレードにも追加費用がかかります。とくにカスタマイズの自由度の高い個社開発型CRMは、初期費用も高額です。CRMサービスには継続的なコストがかかるため、企業の規模や必要な機能を絞り、自社のニーズと予算に合ったプランを選ぶことが大切です。将来的に顧客規模が拡大し、カスタマイズの必要性が生じた際にはオンプレミス型への移行が適切な選択となる可能性もあります。

CRMシステム関連の費用については、ITツール導入の費用補助を受けられる可能性があります。要件・補助額などの情報についてはIT導入補助金2024 サービス等生産性向上IT導入支援事業のページをご参照ください。また、中小企業庁のサイトで、ITツール導入に関する相談、補助金の申請など導入までの情報がまとめられています。(参照:中小企業庁 よくわかるIT導入補助金の「ITツール」

CRMとSFAの違いは?SFAは営業活動に特化

CRM(顧客関係管理)とSFA(セールスフォースオートメーション)は、両方とも顧客情報の管理を目的とするシステムという点で共通しています。異なる点は、CRMは顧客情報の可視化、一方のSFAは営業活動の効率化に焦点を当てている点です。

比較項目CRMSFA
管理する情報顧客の基本情報
購買履歴
問い合わせなどの履歴管理
顧客の基本情報
商談の進捗状況
取引履歴
営業日報・見積書・提案書
メリット顧客情報の可視化
分散していた情報の一元化
履歴に応じた顧客対応
顧客満足度の向上
営業活動やノウハウの可視化
商談の進捗状況の把握
取引履歴の管理
営業プロセスの効率化

CRMはカスタマーサポート部門やコールセンター部門で広く利用されています。一元的な顧客情報の収集や問い合わせ履歴の管理により、顧客対応の向上につなげます。

SFAは営業活動に特化したシステムであり、営業担当者の日常業務を効率的にサポートし、商談の進行や顧客管理を一元化します。案件管理、行動管理、予算と実行分の管理、見積作成などが含まれます。営業活動の可視化、効率化を目的として、商談の進捗状況をリアルタイムで把握し、営業力を強化します。このように、CRMとSFAは管理する情報・機能の重心が異なります。

CRMの選び方のコツは自社の課題を明確化する

CRMは、顧客情報の一元管理から売上予測まで、幅広い業務をサポートし、経営の効率化に貢献します。CRMを導入する前に、自社が抱える具体的な課題や達成したい目標を明確にしましょう。

たとえば、顧客情報の統一管理、営業効率の向上、顧客満足度の改善など、目標が明確になることでより最適なシステム選択につながります。

自社の規模や業務に合った機能があるか洗い出す

CRMシステムの機能は多岐にわたりますが、自社の業務内容に合った機能を選択することが重要です。業務内容や規模に合った機能を備えた製品、稼働環境に適した製品を選択しましょう。

たとえば、顧客管理、案件管理、行動管理、予実管理、見積作成、レポート機能など、社内で必要とされている機能を洗い出します。自社の業務フローや既存システムとの連携性を考慮し、最適なCRMシステムを選びましょう。また、導入前に環境整備が必要な場合もあります。社内のニーズの把握とともに、情報整理・環境整備などの十分な準備が必要です。

導入・運用コストを比較して投資対効果の試算

システムの導入・運用には初期費用や継続的な月額利用料がかかるため、長期的な視点で費用対効果を評価しましょう。システムや利用人数によっては月額使用料が高額になります。自社にとって必要な機能を備えたコストパフォーマンスの良い製品を選ぶことが重要です。

初期費用や月額利用料、データ容量やユーザー数に基づく課金体系をよく比較検討しましょう。また、CRMシステムの導入費用については、ITツール導入の費用補助を受けられる可能性があります。IT導入補助金の制度活用も検討しましょう。(参照:IT導入補助金2024 サービス等生産性向上IT導入支援事業

体験版で使いやすさとインターフェースを確認

使いやすいUI(ユーザーインターフェース)を備えたシステムが多いものの、新システムの導入に際して、操作しやすさや、使い方を覚える負担について見積もっておく必要があります。負担の少ないツールを選ぶことで各人の負担が減り、利用率も向上します。無料トライアルがある場合は実際に操作して、直感的に操作できるか、必要な機能が備わっているかを確認しましょう。

導入前に、一部のユーザーで試行運用を行い、フィードバックを基に改善を進める方法も効果的です。スモールスタートで始めてから徐々に利用を拡大することで、スムーズな運用を確保できます。また、導入に向けて顧客情報の入力ルールを統一するなど、社内ルールの設定も必要です。データの品質を保つための準備も進めましょう。

無料プランのある
CRMサービスの例
無料プラン無料トライアル
ジョブマネ10名まで、1GBまでの無料プラン30日間の無料トライアル
Hubspot CRMあり
(基本的なCRM機能が無料で利用可能)
あり
(14日間、Marketing Hub Professionalなどを無料で試用可能)
Freshworks CRMあり(Freeプラン)21日間

すでに導入済みのシステムとの連携が可能か

既存のシステム(メールツール、MAツール、カレンダーなど)との連携性を確認し、データの連携がスムーズに行えるかを確認しましょう。

連携ツールの種類が多いCRMシステムの例連携できるツール
うちでのこづち日本国内のECカートや基幹システム、ecforce、BカートASP、MakeShop byGMOなど
kintonekintone専用機能拡張サービス、電子契約サービス、ファイル管理サービス、Gmail、Slack、Google Workspace™など
Freshworks CRM100種類以上の外部ツール(Google Workspace™、Slack、Mailchimpなど)

将来、業務が拡張して利用ツールが増える可能性もあります。他のシステムとの連携性能は重要な部分ですので、試用する可能性のあるツールについて確認しておきましょう。

事業が拡大した際のスケーラビリティ(拡張性)

事業拡大の際には業務分析や重要な経営判断を伴います。業務の変化に対応するため、システムのカスタマイズが容易であるかを確認しましょう。

ダッシュボードのカスタマイズやUIの変更、機能の追加に対応しているかどうかも重要です。データの分析情報にアクセスできるレポート機能にも注目してください。データに基づくインサイトの活用は、ビジネスの戦略の改善に不可欠です。

導入時やトラブル時などサポート体制の充実度

導入時や運用中には不明点が生じることが多いため、サポート体制についても確認しましょう。導入支援、設定やデータの移行、システムのカスタマイズに対するサポートが充実しているかを評価してください。社内でもCRMの運用管理者を設置し、システムの使用方法や問題解決をサポートする役割を明確にする必要があります。

CRMの活用方法や運用に関する事項の窓口を設置し、社内全体に使用方法を教え、問題の解決をサポートする体制を整えます。また、顧客データの安全性は非常に重要です。データの暗号化、バックアップシステム、権限管理などが整っているかをチェックしましょう。

CRM導入のメリットは戦略的なマーケが可能に

CRM導入によるメリットは多岐にわたります。CRMシステムは顧客情報の一元管理、リアルタイムな情報共有など、営業活動の効率化を図ります。また、部門間の連携強化、顧客満足度の向上、そしてデータに基づいた戦略的な意思決定など全社的な業務改善につながります。

顧客対応の質が向上して顧客満足度が向上する

顧客情報が分散していて管理が煩雑な場合は、CRMシステムの導入によって、情報を一元化し、効率的な管理を実現できます。また、多彩な機能により、顧客の属性や行動履歴を可視化することでよりパーソナライズされた顧客対応が可能です。適切な顧客育成は顧客満足度の向上につながり、さらなる収益につながります。

部門間の情報共有促進など業務効率が改善

従来の日報管理では、情報の一貫性や共有性に課題がありました。日報をメールや紙ベース、スプレッドシートなどで集約しているケースでは、メンバーが多くなるにつれて情報の粒度が違ったり、上席が必要な情報が書かれていない、報告が形骸化するなどの可能性があります。また、情報が一過性のものになりやすく、蓄積したデータを活かしにくい、情報が属人化しやすいなどの課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか。

CRMの営業支援機能により過去の顧客情報や営業履歴を蓄積し、データ分析を行うことで、今後の営業活動に活かせます。蓄積した情報はリアルタイムで共有できるため、顧客との商談状況を即時に把握できます。また、顧客からのフィードバックや対応結果をデータ化し、継続的に分析・改善することで、顧客対応の質の向上に役立ちます。

データに基づく経営戦略で売上・収益が向上

CRMシステムの活用により商談の進捗状況や顧客とのやり取りの内容を記録・管理できるため、営業活動の効率が向上し、成約率の改善が見込まれます。営業担当者の行動履歴を分析することで、社内でのアドバイスやサポート体制の構築だけでなく、マーケティング施策の方針決定にも役立ちます。

また、顧客の行動履歴や購買パターンは分析することで多種多様な情報が得られます。詳細な分析機能により顧客のニーズに沿ったサービスを絞り込めるようになり、リピート率の増加、ロイヤルカスタマーの育成も期待できるでしょう。従来の個人化された活動情報や成功事例についても、社内共有により汎用性が高まり、営業環境が改善します。

CRM導入のデメリットや注意点を事前に知ろう

CRMシステムの導入には、初期導入費用や月々の運用コスト、社員研修などの習熟期間、継続的なセキュリティ管理が必要です。ここではCRM導入にかかる注意点やデメリットについて解説します。システムの導入には十分な助走期間を確保しましょう。

初期導入費用や継続的な運用コストがかかる

CRMサービスのなかでも導入しやすいクラウド型の場合、初期費用については低額、あるいは無料に設定されています。月額費用は利用ユーザー数に応じて変動する従量課金形式や月額固定の形式があり、別途、オプション機能や追加サービスに応じて費用が加算されます。これらの継続的な費用を考慮しながら導入コストを見積もりましょう。

システム操作の習熟など社員教育に時間がかかる

システムの導入には、操作の習熟に一定の時間がかかります。そのため、必要な性能を重視しつつ、現場で使いやすいシステムであるかどうかが重要です。使い慣れるのに時間がかかると利用率が低下する可能性もあります。また、現場の必要性を超えた機能は業務中に使いにくく感じる可能性があります。

CRMシステムには大量のデータが集積されるため活用の幅が広がりますが、詳細な分析が得られる一方でデータが多すぎると課題が見えにくくなる可能性もあります。操作性の良さ、得られるメリットをメンバーが業務に生かせるかどうかなどの点を踏まえて導入システムを選択しましょう。

既存の業務フローの変更による従業員の混乱や反発

新しいシステムに移行する際に業務プロセスを見直すことがありますが、業務の見直しとシステムの変更は現場にとって負担となる可能性があります。そのため、従業員の混乱や反発も予想されます。

また、導入メリットが十分に伝わっていないと利用や習熟が進みにくくなる可能性がありますので、業務見直しへの納得感と、システム導入によるメリットを共有することが重要です。業務フローの見直しについては負担削減を重視し、非効率な業務をゼロベースで再検討しましょう。定期的な運用状況の確認、講習会の開催など、継続的なサポートが重要です。混乱を防ぐためにも、入力ルールやお知らせアラートは初めから増やしすぎないようにしましょう。システムに不慣れな段階からエラー表示が多いと利用度が低下してしまいます。

また、システムへの入力が単なるルーチンワークになってしまうケースもあります。本来のPDCA(計画・実行・検証・改善)サイクルが回ることで情報の深化や業務改善につながりますので、定期的な研修や意見交換の実施が重要です。

システム障害や情報漏洩などデータ管理のリスク

CRMツールのログインの際は、多要素認証の導入、社内ネットワーク経由に限定するなど基本的なセキュリティ対策は徹底しましょう。また、職務に応じた情報のみを閲覧・入力できるように権限レベルを設定することで、情報漏洩や誤入力の対策にも役立ちます。情報のエクスポートについても制限を設定しましょう。

従業員がCRMツールを安全かつ効果的に使用するために、個人情報の取り扱いやセキュリティ対策に関する定期的なチェック・研修の実施も重要です。CRMツールの導入と活用のメリットを維持するためにも、システムのセキュリティ対策について、継続的な取り組みが求められます。

CRM導入をおすすめする企業の特徴はこちら

顧客情報の分析や戦略的な営業・マーケティング活動だけでなく、CRMシステムは営業戦略の立案、現場の作業負荷の軽減にも役立ちます。導入によりメリットが得られる企業には以下のような特徴がありますので参考にしてみてください。

組織の拡大に伴い情報共有が困難になってきた企業

組織の拡大や従業員の増加に伴い、部門間での情報共有や正確な情報共有が不十分になるケースもあります。情報の形式が部署ごとに異なる、最新の情報を探し出すのに時間がかかるケースなど、情報の統合や連携の強化が求められる企業です。

このような課題にCRMシステムを導入することで、各部門で収集した顧客データや営業情報が統合・一元化され、部門間での情報共有が同時的、かつ、スムーズになります。異なる形式の情報についても、データを整えることでCRMシステムにアップロードが可能です。情報の統合と見える化・共有が実現することで、顧客対応の改善、業務の効率化につながります。

国内外の複数拠点で運営を行い情報共有が難しい企業

国内外に複数の拠点を持つ企業では、異なる地域や時間帯、営業ルートでの情報共有が課題になるケースがあります。複数の言語・通貨のデータを利用している企業には多言語対応のCRMシステムがおすすめです。以下、多言語データに対応しているCRMシステムについてまとめていますのでご参照ください。

CRM多言語対応
Sales Cloud日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・ドイツ語・フランス語など
※UI言語
Sansan日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)など
※表示言語
Kintone日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・スペイン語
※表示言語

多言語対応のCRMシステムで顧客情報を統合できれば、世界中の拠点で一貫した情報を活用・共有できます。

見込み客の育成プロセスを重要視している企業

見込み客の育成プロセスを重視する企業にとって、CRMシステムは重要な解決ツールとして活用できます。購買意欲を高めて実際の商談や受注につなげるには、顧客の行動や反応を分析し、購買意欲の高さを測定の上で適切な営業活動につなげることが重要です。

たとえば、見込み予測の機能やリードナーチャリング機能を活用して適切な売り上げにつなげ、優良顧客に変えていくプロセスを可視化できます。成功したプロセスは共有し、再現が可能です。CRMシステムは、このような営業情報の共有と見える化を推進し、長期的な信頼関係の構築に役立ちます。

顧客満足度の向上やアフターフォローが重要な企業

CRMシステムの利用により、顧客の購買履歴やフィードバック、やり取りの履歴を一元的に管理できるため、ニーズに合致した製品・サービスを提供できます。自動的なフォローアップを設定すれば、顧客の満足度や信頼度が高まり、フィードバックを集積できます。顧客満足度の向上やアフターフォローを重要視する企業にとって、CRMシステムの導入により大きなメリットが得られます。

さらに、特定の製品を購入した後の顧客の行動パターンを分析することで、サービスや営業活動の改善にもつながります。導入に際しては予算とのバランスが重要ですが、新たなシステム導入はビジネスの転換と成長に大きなメリットをもたらします。

CRM導入に関するよくある質問に回答

CRMシステムの導入に関するよくある質問を集めました。システム導入による効果測定やデータ移行、導入準備などの参考としてください。

費用対効果をどう測定すればよいですか?

CRMシステムの費用対効果を測定するには、収益面やコスト面、顧客満足度の向上などの評価を行います。CRMによって改善されたセールスプロセスや契約率など、売上や利益がどれだけ増えたかを評価しましょう。

また、効果を高めるためにも、従業員の利用度を高める取り組みも重要です。利用アンケートにより意見を募集する、定期的な教育を実施するなど、利用度を高める方針を進めましょう。

評価内容
収益面の評価導入前後の売上・収益データ比較
例)営業担当一人当たりの売上率、リピート購買率などの変化
コスト面の評価初期費用、ランニングコスト
教育コスト、残業時間の増減
顧客満足度の評価顧客アンケート、購買率、口コミ
新規顧客獲得率

既存の顧客データは移行できますか?

多くのCRMシステムで、既存の顧客データを新システムに移行可能です。移行の際にはCSVファイルやAPI、カスタムツールを使用します。たとえば、HubSpot CRMでは、CSVファイルのアップロードやAPIの使用によりデータ移行が可能です。

導入前に必要な社内の準備はありますか?

CRMの導入前に、事前準備や要件定義、社内研修などの準備が必要です。事前準備の段階では、現状の課題を社内ヒアリングして整理してベンダーに伝え、データ移行要件の整理などを行います。

必要な準備内容
事前準備CRM導入を推進する体制の確立
現状の課題をまとめ、要件を整理する
ベンダーとの打ち合わせ
データ移行要件の整理
要件定義の段階要件・仕様を固める
システムの枠組みを決める
体験版の利用、社内研修の実施システム担当者・チームによる習熟
社内研修
最終的なデータ移行既存の顧客関連データの整理
移行するデータの内容や形式を確認

要件定義の段階では、CRMサービスの基本機能を理解し、設計、導入スケジュール、フローの設計など、枠組みを決めていきます。

導入担当者は操作性をより熟知し、社内での研修・教育を計画するなど、導入から運用までの環境を整えることが重要です。

最終的なデータ移行期には、既存データの整理を行い、データの内容や形式を確認します。不明点については都度、ベンダーに確認を行いましょう。

目次