勤怠管理システム比較|人気23社を紹介【2024年最新】

勤怠管理システム比較|人気23社を紹介【2024年最新】

「勤怠管理システムを導入したいが、どのシステムを選べばいいかわからない」とお悩みではありませんか?勤怠管理システムといっても、各システムで機能や料金、対象とする企業規模や業種も異なります。

業務効率化や生産性アップといった導入効果を得るには、自社に合った勤怠管理システムを選ばなければなりません。

そこで本記事では、とくにおすすめしたい勤怠管理システム23製品を厳選し、それぞれの機能や料金、特徴を比較・解説します。

対応している打刻方法や、無料トライアル・無料プランの有無、連携可能なサービスまでまとめて比較するので、勤怠管理システムの選定でお悩みの方は参考にしてください。

目次

勤怠管理システム比較23選!人気サービスを解説

勤怠管理システムの中から、とくにおすすめの人気サービス23選をピックアップして比較・解説します。それぞれの初期費用・月額料金や機能、特徴を比較したい方はぜひチェックしてください。

KING OF TIME

KING OF TIME
対応従業員規模小規模事業者
中小企業
大企業
初期費用無料
月額利用料300円〜/名(税抜)
無料プラン
無料トライアルあり(30日間)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマホアプリ
・ICカード
・生体認証
・GPS
・PCログオン/オフ など
主な機能・勤怠管理
・シフト管理
・有給休暇管理
・申請、承認ワークフロー
・各種アラート通知
・データ分析 など
連携可能なサービス・給与奉行クラウド
・弥生給与
・PCA給与シリーズ
・マネーフォワードクラウド給与
・freee人事労務 など

KING OF TIMEは、株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する勤怠管理システムです。ユーザー数は349万人以上を記録しており、小規模事業者から中小企業、大企業まで幅広い導入実績を誇ります。

多くの人気を集める理由は、打刻方法のラインアップが豊富であること。PCやスマートフォン、タブレットからのWeb打刻はもちろんのこと、ICカードや指静脈、顔認証、入退室管理システムやアルコールチェックとの連携など、豊富な選択肢が用意されています。

Windowsをご利用であれば、PCのログオン・ログオフ時間と連携した自動打刻も可能なので、サービス残業を減らしたい場合に効果的でしょう。

初期費用は無料で1ユーザーから契約できるので、まずはスモールスタートさせたい場合にもおすすめの勤怠管理システムです。

こんな企業におすすめ
  • 少人数から利用できる勤怠管理システムを探している
  • 豊富な打刻方法が用意された勤怠管理システムを導入したい
公式サイトを見る

ジンジャー勤怠

ジンジャー勤怠
対応従業員規模小規模事業者
中小企業
初期費用無料
月額利用料300円(税要確認)
無料プラン
無料トライアルあり(1ヶ月間)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマホアプリ
・タブレット
・ICカード
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・各種アラート通知
・多言語対応
連携可能なサービスジンジャーシリーズの製品

ジンジャー勤怠は、jinjer株式会社が提供する勤怠管理システムです。1ユーザー300円で利用でき、小規模事業者や中小企業を中心に人気を集めています。

PCやスマートフォン、タブレットによる打刻のほか、ICカードによる打刻にも対応しており、Suicaのような交通系ICカードを使って打刻できるのが便利なポイント。誰でも直感的に操作できるわかりやすい設計なので、はじめて勤怠管理システムを導入する企業にもおすすめです。

勤怠管理システムの基本機能はカバーしているのに加え、英語やベトナム語などによる多言語表記も可能なので、外国人スタッフが多い企業も助かるでしょう。

こんな企業におすすめ
  • わかりやすく直感的に操作できる勤怠管理システムを探している
  • 多言語対応で外国人スタッフも使える勤怠管理システムを導入したい
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ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理
対応従業員規模小規模事業者
中小企業
大企業
初期費用無料
月額利用料200円(税抜)
無料プラン
無料トライアルあり(30日間)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマホアプリ
・ICカード
・生体認証
・GPS
・LINE
・Slack など
主な機能・勤怠管理
・シフト管理
・申請・承認ワークフロー
・有給休暇管理
・各種アラート通知 など
連携可能なサービス・SenseLink Cloud
・給与奉行クラウド
・Akerun
・マネーフォワードクラウド給与
・Cells給与 など

ジョブカン勤怠管理は、株式会社DONUTSが提供する勤怠管理システムです。小規模事業者をはじめ中小企業、大企業まで対応できる製品で、ジョブカンシリーズ自体は累計25万社以上の導入実績を誇ります。

1ユーザーにつき月額200円(税抜)から利用でき、他の勤怠管理システムと比較してリーズナブルなのが最大の特徴。また、欲しい機能を選んで導入できるのも魅力で、出勤管理をはじめシフト管理、休暇・申請管理、工数管理の中から、自社に必要な機能のみ組み合わせて使えます。

欲しい機能を選べることで、「せっかく契約しても使わない機能があり、料金がもったいない」と感じるリスクを減らせるでしょう。

月額利用料金がリーズナブルなだけでなく、初期費用やサポート料金も無料で提供されているので、勤怠管理システムにかかるコストを抑えたい企業にもおすすめです。

こんな企業におすすめ
  • リーズナブルに導入できる勤怠管理システムを探している
  • 必要な機能だけを選んで導入し、費用の無駄が出ないようにしたい
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HRMOS(ハーモス)勤怠

HRMOS(ハーモス)勤怠
対応従業員規模小規模事業者
中小企業
初期費用無料
月額利用料100円(税抜)
無料プラン
無料トライアルあり(1ヶ月間)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマホアプリ
・生体認証
・GPS
・Slack
・LINE
・LINE WORKS など
主な機能・勤怠管理
・シフト管理
・申請・承認ワークフロー
・有給休暇管理
・各種アラート通知
・外部システムとのAPI連携 など
連携可能なサービス・SmartHR
・人事労務freee
・マネーフォワード クラウド 給与
・給与奉行クラウド
・ジョブペイ など

HRMOS(ハーモス)勤怠は、株式会社ビズリーチが提供する勤怠管理システムです。1ユーザーあたり月額100円(税抜)から、30名以下の場合は完全無料で利用可能など、他製品と比較し非常にリーズナブルな点が人気を呼んでいます。

費用を抑えて導入できるだけでなく、機能が豊富なのもうれしいポイント。残業や有給の管理、各種申請・承認を行えるワークフローのほか、勤怠状況をわかりやすく可視化する勤怠レポートなど、低価格ながら便利な機能がそろっています。

「Slack」や「LINE」、「LINE WORKS」と連携したチャット打刻も可能なため、わざわざ勤怠管理システムを開かず簡単に打刻できるのも助かるでしょう。

こんな企業におすすめ
  • 期限や機能の制限なく無料で使える勤怠管理システムを探している
  • チャットツールを利用して簡単に打刻できる勤怠管理システムを導入したい
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freee勤怠管理Plus

freee勤怠管理Plus
対応従業員規模小規模事業者
中小企業
初期費用無料
月額利用料300円/名(税要確認)
無料プラン
無料トライアルあり
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマホアプリ
・ICカード
・生体認証
・LINE WORKS など
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・各種アラート通知
・多言語対応 など
連携可能なサービス・freeeシリーズのシステム
・oplus
・LINE WORKS など

freee勤怠管理Plusは、フリー株式会社が提供する勤怠管理システムです。初期費用や基本料金は無料で、1ユーザーにつき月額300円の従量課金のみで利用できます。

PCやスマートフォン、タブレットなどを使った打刻に加えて、ICカード、生体認証、LINE WORKSと連携したチャット打刻など、豊富な打刻方法から選べるのが最大の魅力。GPSを使った打刻も可能なので、直行直帰が多い職場でも正確に管理できます。

収集されたデータはCSVファイルとして出力できるため、給与計算ソフトや人事システムなど外部サービスとの連携も簡単。freeeシリーズの製品であれば、APIによる自動連携も可能です。

導入アドバイザリーによる支援が充実しているので、勤怠管理のシステム化に不安がある場合もスムーズに導入できるでしょう。

こんな企業におすすめ
  • はじめて勤怠管理システムを導入するため、導入に不安がある
  • freee人事労務やfreee会計など、freeeのクラウドシステムを他にも利用している
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COMPANY 勤怠管理

COMPANY 勤怠管理
対応従業員規模大企業
初期費用要問い合わせ
月額利用料要問い合わせ
無料プラン
無料トライアル
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
・ICカード
・PCログオン/オフ など
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・各種アラート通知
・工数管理 など
連携可能なサービス要問い合わせ

COMPANY 勤怠管理は、株式会社Works Human Intelligenceが提供する勤怠管理システムです。大企業向けの製品として人気を呼んでおり、数々の有名企業にも導入されています。

大企業で導入実績を伸ばしている理由は、幅広い働き方・就業ルールに対応できる柔軟性の高さ。リモートワークやフレックスタイム制、裁量労働制や変形労働時間制など、さまざまな勤務方法を一元管理できます。従業員数が多く、働き方の多様化も進んでいる企業はとくに助かるでしょう。

加えて、勤怠ポータル機能で勤務状況全体を可視化でき、残業時間の過多が予測される際にはアラートを通知できるなど、長時間労働の防止にも貢献します。

勤怠管理以外にも、シフト管理や工数管理など機能が充実している点も魅力です。COMPANYシリーズの他製品とセットで導入するのも有用でしょう。

こんな企業におすすめ
  • さまざまな勤務体系もまとめて管理できる勤怠管理システムを探している
  • 長時間労働の防止にも効果的な勤怠管理システムを導入したい
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マネーフォワード クラウド勤怠

マネーフォワード クラウド勤怠
対応従業員規模小規模事業者
中小企業
大企業
初期費用無料
月額利用料2,980円〜
無料プラン
無料トライアル1ヶ月
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
・タブレット
・ICカード
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・各種アラート通知 など
連携可能なサービス・マネーフォワードシリーズの製品
・給与計算ソフト
・労務管理ソフト など

マネーフォワード クラウド勤怠は、株式会社マネーフォワードが提供する勤怠管理システムです。個人から中小企業、上場企業まで企業規模問わず導入されています。

PCやスマートフォン、タブレット、ICカードを使った勤怠打刻のほか、有給休暇の管理、各種申請・承認ワークフローやシフト管理など便利な機能が勢揃い。操作画面がわかりやすく、簡単に使えるのが大きなメリットです。

また、マネーフォワードシリーズの製品とシームレスに連携でき、給与計算や人事管理の効率化に役立ちます。もちろん、他社の給与計算システムや労務システムであっても、データを連携させて活用可能です。

メールやチャットによるカスタマーサポートが用意されており、満足度は96%を記録しているのも安心できるポイント。サポートサイトで細かな活用方法も解説されているので、はじめて勤怠管理システムを導入する企業でも心配いりません。

こんな企業におすすめ
  • 操作画面がわかりやすく、誰でも簡単に使える勤怠管理システムを探している
  • マネーフォワードシリーズの給与計算システムや人事システムを利用している
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TimePro-VG

TimePro-VG
対応従業員規模中堅企業
大企業
初期費用要問い合わせ
月額利用料要問い合わせ
無料プラン
無料トライアル
提供形態クラウド
オンプレミス
打刻方法・PC
・スマートフォン
・タブレット
・ICカード
・生体認証 など
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・各種アラート通知
・PCのログ情報取得 など
連携可能なサービス給与計算ソフト
人事管理システム など

TimePro-VGは、アマノ株式会社が提供する勤怠管理システムです。中堅企業・大企業向けのサービスとして知られており、シリーズ累計で20,000社の導入実績を誇ります。

大企業ならではの複雑な勤務体系にも対応しており、リモートワークやフレックスタイム制、変形労働時間制、時差勤務など、多様な働き方をまとめて管理。打刻漏れや各種申請漏れがあった際にはアラートを発信し、スムーズな勤怠管理を叶えます。

PCのログオン・ログオフ時間を取得できるので、打刻時間と実際の労働時間における乖離を減らしたい場合にも便利でしょう。

また、クラウドだけでなくオンプレミス版も用意されているので、セキュリティの観点からクラウド製品の導入が難しい企業にもおすすめです。

こんな企業におすすめ
  • 複雑な勤務体系の管理も簡単に行えるような勤怠管理システムを探している
  • 打刻時間と実労働時間との乖離を埋め、サービス残業を減らしたい
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キンタイミライ

キンタイミライ
対応従業員規模中堅企業
大企業
初期費用要問い合わせ
月額利用料要問い合わせ
無料プラン
無料トライアル
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・iPad(QRコード)
・スマートフォン
・ICカード
・GPS
・生体認証 など
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・残業予測
・有給休暇管理
・各種アラート通知
・勤怠データ分析 など
連携可能なサービスCOMPANY
OBIC7
SAP など

キンタイミライは、株式会社ネオレックスが提供する勤怠管理システムです。従業員数が1,000人から3,000人以上の企業を中心に人気を呼んでおり、飲食や小売、ホテル、物流など業種問わず導入されています。

大企業からの人気が厚いのは、クラウドシステムらしからぬ柔軟性の高さ。基本はカスタマイズしにくいクラウド型の勤怠管理システムですが、システムでどういった課題を解決したいかヒアリングし、細かなニーズにまで応えます。

専任の導入コンサルタントが二人三脚でサポートするため、勤怠管理システムの導入に不安がある場合にも心強いでしょう。

QRコードをiPadのカメラにかざすだけの簡単打刻、指静脈打刻、PCのログオフと連携した自動打刻など、Web打刻以外の選択肢が豊富なのも魅力です。

こんな企業におすすめ
  • 大企業向けの勤怠管理システムを探している
  • PCやスマートフォンでの打刻以外にも、豊富な打刻方法を選べる勤怠管理システムを導入したい
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コレクトタイムナビ

コレクトタイムナビ
対応従業員規模中小企業
初期費用150,000円〜(税抜)
月額利用料20,000円/ライセンス(税抜)
無料プラン
無料トライアルあり(2週間)
提供形態クラウド
インストール
打刻方法手のひら静脈認証
主な機能・手のひら静脈での勤怠打刻
・シフト管理
・就業時間集計
・CSVデータ出力
連携可能なサービス要問い合わせ

コレクトタイムナビは、ユニテックシステム株式会社が提供する勤怠管理システムです。

製造業や工場向けのシステムとして開発されており、「出入りが多く、わざわざICカードを使うのは面倒」「オフラインでも使えるような勤怠管理システムが欲しい」というニーズに対応。手のひら静脈認証センサーを採用しており、打刻機に手のひらをかざすだけで、従業員を認証し打刻できます。

別途何かを用意する必要がなく難しい操作も不要なため、スマートフォンを持っていない従業員が多い場合や、システムに不慣れな従業員が多い場合もスムーズに運用可能です。

クラウド型だけでなくインストール型も用意されているので、電波の届きづらい環境でも使用できるのが便利なポイントです。

収集された勤怠データはCSVファイルとして出力できるため、現在ご利用の給与計算ソフトや人事ソフトにも簡単に連携できるでしょう。

こんな企業におすすめ
  • 製造業、工場などでも使える勤怠管理システムを探している
  • インターネット環境下でなくてもリアルタイムな勤怠管理を叶えたい
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One人事

One人事
対応従業員規模中小企業
大手企業
初期費用要問い合わせ
月額利用料要問い合わせ
無料プラン
無料トライアルあり(30日間)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・36協定管理
・有給休暇管理
連携可能なサービスOne人事シリーズの製品

One人事は、One人事株式会社が提供する統合型人事SaaSシステムです。中小企業や大企業、自治体にまで導入されており、シリーズ製品のひとつとして、勤怠管理システムの「One人事 勤怠」を提供しています。

PCやスマートフォンから簡単に打刻でき、シフト管理や休暇管理、36協定の管理や工数管理まで幅広い機能を搭載。変形労働制やフレックスタイム制など、さまざまな働き方を一元管理可能です。

One人事シリーズの他システムとはシームレスに連携できるので、労務システムやタレントマネジメントシステム、給与計算システムなどをまとめて導入するのもおすすめします。

こんな企業におすすめ
  • 従業員数が多く、フレックスタイム制やシフト制などさまざまな働き方が混在している
  • 自治体でも使われるような信頼できる勤怠管理システムを導入したい
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CLOUZA

CLOUZA
対応従業員規模中小企業
初期費用無料
月額利用料200円〜/名
無料プラン
無料トライアルあり(30日間)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
・タブレット
・タイムレコーダー
・ICカード
・GPS
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・各種アラート通知 など
連携可能なサービスTimeProシリーズ
desknet’s NEO など

CLOUZAは、アマノビジネスソリューションズ株式会社が提供する勤怠管理システムです。

中小企業向けのサービスとして人気で、1ユーザーにつき月額200円(税抜)とリーズナブルなのが魅力。初期費用もかかりません。その月に打刻したユーザー分しか料金が発生しないため、ランニングコストの無駄を省けるのがうれしいポイントです。

リーズナブルでありながらも機能は豊富で、出退勤の打刻やデータ集計、残業管理、休暇管理、各種アラート機能まで充実。他のシステムではなかなか見られない在宅勤務管理機能も搭載し、出社予定・在宅予定をカレンダーに記入する感覚で管理できるほか、打刻する際には出社・在宅の2つから選択できます。

最大で100拠点まで一元管理できるので、複数の店舗や工場、事業所などを展開する企業にもおすすめです。

こんな企業におすすめ
  • リーズナブルかつ機能面も充実した勤怠管理システムを探している
  • 使った分だけ料金が発生するような、費用の無駄のない勤怠管理システムを導入したい
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リシテア

リシテア
対応従業員規模大企業
初期費用要問い合わせ
月額利用料要問い合わせ
無料プラン
無料トライアル
提供形態クラウド
オンプレミス
打刻方法・PC
・スマートフォン
・タブレット
・ICカード
・PCのログオン/オフ連携
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・各種アラート通知
・多言語対応 など
連携可能なサービス給与計算ソフト など

リシテアは、株式会社日立ソリューションズが提供する人事総合ソリューションシステムで、大企業向けの勤怠管理システムとしても人気の製品です。30年以上のシステム提供実績を誇り、導入社数は1,710社以上、ユーザー数は239万人を記録。大企業・グループ企業を中心に広く導入されています。

固定労働制をはじめ、交代勤務制、フレックスタイム制、裁量労働制などさまざまな勤務体系に対応できるほか、シフト管理や工数管理、休暇管理も簡単に行えるのが強み。打刻方法は、Web打刻、ICカード打刻、PCのログオン・ログオフの連携打刻が可能で、打刻時間と実際の勤務時間の乖離も埋められます。

標準機能が充実していますが、足りない機能がある場合には個別でカスタマイズも可能なため、自社仕様の便利な勤怠管理システムを構築できるでしょう。

こんな企業におすすめ
  • グループ企業での導入にも対応できるような勤怠管理システムを探している
  • 自社独自のカスタマイズにも個別で対応してほしい
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Teasy

Teasy
対応従業員規模小規模事業者
中小企業
初期費用無料
月額利用料エントリープラン:0円
ベーシックプラン:300円(税抜)
エンタープライズプラン:要問い合わせ
無料プラン
無料トライアルあり(3ヶ月間)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
・GPS
・Slack
・ICカード
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・スケジュール管理
・有給休暇管理
・負荷状況管理 など
連携可能なサービス要問い合わせ

Teasyは、Fullon株式会社が提供する勤怠管理システムです。申込完了までたったの3分で気軽に導入でき、ユーザー数5名までのエントリープランであれば無料で利用可能。機能制限や期限もなく無料で使えるため、小規模事業者におすすめです。

有料プランも1名たったの300円から利用できるほか、3ヶ月間にわたって無料トライアルを使えるので、自社に合ったサービスかどうかじっくりと判断できるでしょう。

また、単に勤怠データを収集できるだけでなく、勤務時間や残業数、深夜残業数、休暇数などを総合的に分析。会社やチームの負荷状況をリアルタイムに把握できるため、労働環境の改善にも貢献可能です。

こんな企業におすすめ
  • 本格的に導入する前に、使いやすさや会社へのマッチ度をじっくり確かめたい
  • 勤怠管理システムの導入を通じ、労働環境の改善にもつなげたい
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WiMS/SaaS勤務管理システム

WiMS/SaaS勤務管理システム
対応従業員規模大企業
初期費用要問い合わせ
月額利用料要問い合わせ
無料プラン
無料トライアル
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
・PCのログオン/オフ連携
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・各種アラート通知
・プロジェクト管理
・多言語対応
連携可能なサービス・会計管理システム
・グループウェア
・人事管理システム
・入退室管理システム など

WiMS/SaaS勤務管理システムは、株式会社ソリューション・アンド・テクノロジーが提供する勤怠管理システムです。大企業ならではの複雑な勤務体系にも対応しており、時差勤務、時短勤務、フレックスタイム制や変形労働時間制までまとめて管理します。

勤怠管理やシフト管理といった機能だけでなく、プロジェクト管理まで行えるのが便利なポイント。業務ごとにかかった時間を管理でき、予実績データを収集・分析できるため、業務改善や適切な人員確保などもスムーズに行えます。

勤務間インターバル時間が不足している際や、長時間労働の恐れがある従業員にはアラートを通知できるなど、過重労働を防ぐ機能も利用可能。PCのログオン・ログオン時間も取得でき、打刻時間との乖離が大きい場合には警告できるため、サービス残業の発生も防げるでしょう。

こんな企業におすすめ
  • 大企業ならではの勤怠管理における悩みを解決してほしい
  • 勤怠管理システムを導入し、長時間労働の是正、サービス残業の防止などを叶えたい
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CYBER XEED 就業

CYBER XEED 就業
対応従業員規模中堅企業
大企業
初期費用70万円〜
月額利用料380円〜/名
無料プラン
無料トライアルあり(期間要問い合わせ)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
・生体認証
・タイムレコーダー など
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・スケジュール管理
・有給休暇管理
・プロジェクト管理 など
連携可能なサービス要問い合わせ

CYBER XEED 就業は、アマノビジネスソリューションズ株式会社が提供する勤怠管理システムです。ユーザー数は1,000名程度までを想定して開発されており、中小企業、中堅企業や大学にまで導入されています。

Web打刻やICカード打刻、指静脈による生体認証などに対応し、勤怠データをリアルタイムに集計。打刻漏れや申請漏れがあった際にはアラートを通知し、スムーズな勤怠管理を叶えます。

有給休暇の取得数が足りない従業員はいないか、残業時間が45時間を超えそうな従業員はいないかなど、条件に沿って検索できるのが便利なポイント。有給休暇の未消化や、過重労働を未然に防止できるでしょう。

システム内で収集できたデータは、PDFファイル、CSVファイルなどで出力できるため、外部システムとの連携も簡単です。

こんな企業におすすめ
  • 中堅企業や大企業におすすめの勤怠管理システムを探している
  • 過重労働対策や有休消化対策などを徹底できる勤怠管理システムを導入したい
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Touch On Time

Touch On Time
対応従業員規模小規模事業者
中小企業
大企業
初期費用無料
月額利用料300円/名(税抜)
無料プラン
無料トライアルあり(30日間)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
・タブレット
・GPS
・ICカード
・生体認証
・PCログオン/オフ連携 など
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・各種アラート通知 など
連携可能なサービス・マネーフォワードクラウド給与
・人事労務freee
・SmartHR
・給与奉行クラウド
・オフィスステーション など

Touch On Timeは、株式会社デジジャパンが提供する勤怠管理システムです。小規模事業者から中小企業、大企業まで企業規模を問わず利用でき、これまでに56,000社もの企業に導入されています。

独自開発のタイムレコーダー「タッチオンタイムレコーダー」を提供しているのが特徴で、PCを使うことなくリアルタイムな勤怠管理を実現。レコーダーひとつで生体認証やICカード認証などを一挙に導入できます。もちろん、PCやスマートフォンによるWeb打刻にも対応可能です。

サポート体制が充実しているのも特徴で、サポートセンターの利用満足度は94%を記録。電話応答率は96%を誇り、いざという時もスムーズに相談できるのが助かるでしょう。

幅広い人事システムや給与ソフトなどとAPI連携が可能なので、データの自動連携により、バックオフィス業務をまとめて効率化できるのも魅力です。

こんな企業におすすめ
  • 生体認証やICカード打刻など、さまざまな打刻方法から選べる勤怠管理システムを探している
  • 機能だけでなくサポート体制も充実している勤怠管理システムを導入したい
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e-就業OasiS

e-就業OasiS
対応従業員規模中小企業
中堅企業
初期費用要問い合わせ
月額利用料要問い合わせ
無料プラン
無料トライアルあり(1ヶ月間)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
・タブレット
・ICカード
・顔認証
・PCログオン/連携 など
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・スケジュール管理
・有給休暇管理
・プロジェクト管理 など
連携可能なサービス・SmartHR
・freee人事労務
・給与計算システム など

e-就業OasiSは、株式会社ニッポンダイナミックシステムズが提供する勤怠管理システムです。勤怠管理をはじめ、スケジュール管理やプロジェクト工数管理、有給休暇管理などの機能を搭載しています。

標準機能が充実していながら、ニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできるのが最大の強み。「自社独自の就業規則に則ったシステムが欲しい」「複雑な勤務体系でも、簡単に管理できるシステムにしたい」など、細かなニーズを形にできます。

また、導入時の初期設定は導入支援担当者にすべて対応するため、面倒な初期設定に悩まされることもありません。

はじめて勤怠管理システムを導入する会社や、既存のシステムから乗り換えたいとお悩みの企業にまで、幅広くおすすめできる勤怠管理システムです。

こんな企業におすすめ
  • 自社独自の就業規則や複雑な勤務体系に対応できるように、勤怠管理システムをカスタマイズしたい
  • 勤怠管理システムをはじめて導入するため、初期設定や導入に不安がある
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スマレジ・タイムカード

スマレジ・タイムカード
対応従業員規模小規模事業者
中小企業
初期費用無料
月額利用料スタンダード:無料
プレミアム:2,420円
プレミアムプラス:4,840円
エンタープライズ:7,260円
※ユーザー数10名までの価格
無料プラン
無料トライアルあり(60日間)
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
・顔認証
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・スケジュール管理
・シフト管理
・有給休暇管理
・給与計算 など
連携可能なサービス・AIシフト
・ぜんぎんコネクト
・ラクミー人件費連携 など

スマレジ・タイムカードは、株式会社スマレジが提供する勤怠管理システムです。シンプルで使いやすいのが大きな特徴で、システムに不慣れな人でも直感的に操作できるのが人気の理由。使いやすさが評判となり、これまでに15万以上もの事業所に導入されています。

勤怠管理以外の機能も充実しており、給与計算やシフト管理、日報管理、プロジェクト管理や年末調整までこれひとつで対応可能。データを一元管理できるため、バックオフィス業務の効率化に貢献します。

利用できる機能は勤怠管理のみに限られますが、30名までであれば無料で利用できるので、費用をできる限り抑えたい企業にもおすすめです。

こんな企業におすすめ
  • シンプルで使いやすく、初心者でも簡単に操作できる勤怠管理システムを探している
  • できる限り費用を抑えて導入できる勤怠管理システムを探している
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Time-R

Time-R
対応従業員規模中小企業
初期費用10,000円(税抜)
月額利用料10,000円/〜100名(税抜)
無料プラン
無料トライアルあり(30日間)
提供形態クラウド
打刻方法・タブレット
・タイムレコーダー
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・アルコール検知管理
連携可能なサービス給与計算ソフト

Time-Rは、グリーン株式会社が提供する中小企業向けの勤怠管理システムです。

月額料金が100名まで10,000円(税抜)、1名あたり100円(税抜)とリーズナブルなのが特徴で、低価格ながらも便利な機能を多数搭載。PCやスマートフォン、タブレット、タイムレコーダーなどを使って打刻できるほか、残業管理、休暇管理、シフト管理などもこれひとつで叶います。

スマートフォンやタブレットで打刻する際には、打刻者の写真撮影や位置情報の付与が可能なのが便利なポイント。本人以外のなりすましを防止できるため、外出先やリモートワーク中の打刻でも不正利用を防げるでしょう。

また、人事情報の一元管理も叶う「勤怠管理Time-R with人事労務」であれば、勤怠データとセットで従業員情報を管理可能。最適な人員配置や人事戦略、経営計画の策定を効率化できます。50名までで10,000円(税抜)、1名あたり200円で利用できるオプションなので、併せて導入してみるのもおすすめです。

こんな企業におすすめ
  • 従業員数が多くても、リーズナブルに導入できる勤怠管理システムを探している
  • なりすまし打刻など、不正利用を防止できる勤怠管理システムを導入したい
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MITERAS勤怠

MITERAS勤怠
対応従業員規模中小企業
初期費用要問い合わせ
月額利用料要問い合わせ
無料プラン
無料トライアル
提供形態クラウド
打刻方法スマートフォン
タブレット
ICカード
主な機能・勤怠管理
・工数管理
・シフト管理
・PCログ情報取得
・コンディション分析 など
連携可能なサービス会計システム
人事システム など

MITERAS勤怠は、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社が提供する勤怠管理システムです。

スマートフォンやタブレット、ICカードによる打刻に対応しており、PCを必要としないのが他製品と異なるポイント。物流倉庫の現場のような、PCを持ち込まない職場でも勤怠管理が叶います。

また、日々集計される勤務データから従業員のコンディションを分析でき、フォローすべき従業員の可視化や、マネジメントの見直しも可能に。離職率を下げたい、優秀な人材を確保したいなどお悩みの企業は助かるでしょう。

給与計算システム、人事管理システムなどの基幹システムとAPI連携が可能なため、データを自動連携できるのも魅力です。

こんな企業におすすめ
  • PCを使わなくともリアルタイムな勤怠管理が叶うシステムを探している
  • 従業員の勤怠データを分析し、離職率低下やマネジメント改善へとつなげたい
公式サイトを見る

チムスピ勤怠

チムスピ勤怠
対応従業員規模中堅企業
大企業
初期費用要問い合わせ
月額利用料400円〜/ライセンス
※50ライセンスより契約可能
無料プラン
無料トライアル
提供形態クラウド
打刻方法・PC
・スマートフォン
・ICカード
・QRコード
・チャット など
主な機能・勤怠管理
・申請・承認ワークフロー
・シフト管理
・有給休暇管理
・各種アラート通知 など
連携可能なサービスfreee人事労務
給与奉行クラウド
クラウドサイン
SmartHR
Slack など

チムスピ勤怠は、株式会社チームスピリットが提供する勤怠管理システムです。大手企業を中心に多くの導入実績を誇り、契約社数は1,800社を記録しています。

大手企業から人気を集める理由は、充実したセキュリティ体制。堅牢なSalesforce Platform上で構築されたシステムであるほか、データの取扱についての定期的な監査、安全管理措置に関する研修、ウィルス対策ソフトウェアの導入など、セキュリティ対策を徹底しています。ISO/IEC 27001の認証やプライバシーマークも取得済みです。

加えて、クラウドシステムでありながらも拡張性に長けており、さまざまな外部システムと柔軟に連携可能。人事システムや給与計算システムのほか、入退室管理システム、ビジネスチャットツールなどと連携し、さらに便利に活用できます。

こんな企業におすすめ
  • セキュリティ対策が徹底された勤怠管理システムを導入したい
  • 拡張性に長けており、外部システムと柔軟に連携できる勤怠管理システムを探している
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DigiSheet

DigiSheet
対応従業員規模中小企業
初期費用要問い合わせ
月額利用料要問い合わせ
無料プラン
無料トライアル
提供形態クラウド
打刻方法PC
バーコード
主な機能・勤務報告
・有給や時短勤務などの申請、承認
・勤怠データの管理
連携可能なサービス要問い合わせ

DigiSheetは、株式会社ヒューアップテクノロジーが提供する勤怠管理システムです。人材派遣業に特化した勤怠サービスで、これまでに5,000社以上に導入されています。

勤務報告や、休暇・早退等の届出入力、勤務カレンダー作成などの派遣スタッフ向けの機能をはじめ、勤務承認や勤務状況の一覧確認などの派遣先向け機能、スタッフ情報の管理や派遣先管理といった派遣元向け機能まで豊富な機能を搭載。派遣業に特化した勤怠管理システムを探しているならぴったりです。

オプションを追加すればシステムへのログインを打刻とできるほか、バーコードを使ったよりスムーズな打刻方法も用意されています。

こんな企業におすすめ
  • 派遣スタッフの勤怠管理を効率化できるシステムを探している
  • 派遣スタッフ、派遣先、派遣元のそれぞれで活用できる勤怠管理システムを導入したい
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勤怠管理システムの選び方と比較のポイントは業種や規模を考慮

勤怠管理システムの選び方や比較ポイントでお悩みの場合は、業種や規模を中心に検討しましょう。ここからは、とくに考慮すべき次の7点について解説します。

  • 自社業界ニーズや企業規模にマッチしたシステム選定をする
  • 初期費用・月額料金などのコストや費用対効果は適正であるか
  • シンプルなUI・UXで従業員が使いやすくスマホ・アプリ対応か
  • 導入前後のサポート体制やフォローアップなどが充実しているか
  • クラウド型のサービスでメンテやアップデートが自動で行われるか
  • データ暗号化・バックアップなどのセキュリティに問題がないか
  • 勤怠管理システム導入に使える補助金や助成金があるか確認

自社業界ニーズや企業規模にマッチしたシステム選定をする

勤怠管理システムを選ぶ際には、自社の業界ニーズや企業規模に合ったシステムを選びましょう。勤怠管理システムといっても、得意とする業種や企業規模、利用できる機能などは各システムによって異なります。具体的には、下記で説明する3つのポイントを考慮し、自社にマッチした勤怠管理システムか確認してください。

打刻機能・シフト管理・残業時間管理など必要な機能があるか

勤怠管理システムによって利用できる機能は異なります。打刻や勤怠時間の集計・管理に特化したものもあれば、シフトの作成・管理ができるものも少なくありません。中には、工数管理、プロジェクト管理までカバーしている製品もあります。

そのため、勤怠管理システムを導入する際には、あらかじめ自社のニーズを明確にし、どういった機能が必要かを整理しておきましょう。

ちなみに、打刻機能だけでもさまざまな種類があり、どの打刻方法に対応しているかは製品によって異なります。主な打刻方法を以下にまとめたので、システムを選定する際に参考にしてください。

勤怠管理システムの打刻方法特徴
Web打刻PCのWebブラウザから行う打刻
モバイル打刻スマホアプリから行う打刻
GPS打刻スマートフォンの位置情報を利用した打刻
ICカード打刻交通系ICカード、社員証等を使った打刻
生体認証打刻顔認証や指紋認証による打刻
PCログオン・オフ打刻PCのログオン・ログオフに連携した自動打刻
チャット打刻外部のチャットツールと連携した打刻
入退室打刻入退室管理システムと連携した打刻

リモートワークやフレックス制など柔軟な働き方に対応できるか

勤怠管理システムを選ぶ際、リモートワークやフレックスタイム制といった柔軟な働き方を採用したい場合は注意が必要です。

リモートワークやフレックスタイム制を導入すると、従業員の働く場所や時間がバラバラになります。そのため、従来の勤怠管理方法では正確に管理できません。柔軟な働き方にも対応した勤怠管理システムを導入し、リアルタイムに勤務時間を把握する必要があります。

例えばリモートワークを採用する場合、PCのログオン・ログオフ時間を取得できる勤怠管理システムがおすすめです。従業員が打刻した時間と、PCのログオン・ログオフ時間との乖離がないか確認できるため、打刻時間=稼働時間なのか判断する際に役立ちます。ログオン・ログオフ機能と連携して、自動で打刻できる製品も便利です。

一方フレックスタイム制の場合、労働時間の過不足を一覧で把握しやすい、コアタイムを指定できる、3ヶ月ほど清算期間を設定できるなど、フレックスタイム制ならではの機能が必要となるでしょう。

運用中の給与計算・人事管理システムとの連携に問題はないか

勤怠管理システムで集計できる労働時間は、給与計算や労務管理において欠かせないデータです。そのため、社内で運用している給与計算システムや人事管理システムと、スムーズに連携できる勤怠管理システムを選びましょう。

CSVファイルを出力して連携するのも問題ありませんが、よりおすすめなのがAPI連携です。API連携とは、API(=Webアプリケーション同士を接続させるインターフェースのこと)を使って、システムを自動で連携させる技術のこと。API連携を利用できれば、わざわざCSVファイルの出力・取込を行うことなく、データが自動で連動します。

より効率的に業務を進めたい場合は、自社の給与計算システムや人事管理システムと、API連携が可能な勤怠管理システムを探してみましょう。

初期費用・月額料金などのコストや費用対効果は適正であるか

勤怠管理システムを導入するには、初期費用や月額料金が発生します。勤怠管理システムの多くは従量課金制で、1ユーザーあたり月額数百円から利用できますが、基本料金で使える機能は各製品で異なるため注意が必要です。

例えば、「月額料金が安いと思ったら使いたい機能がオプションだった」「サポートの利用が限られていた」など、リーズナブルゆえに提供するサービスがシンプルな製品も中には見られます。そのため、単純に安い・高いだけで判断するのはおすすめできません。

各製品の料金と費用の双方を比較し、「この機能でこの料金なら妥当である」と納得できる勤怠管理システムを選びましょう。

シンプルなUI・UXで従業員が使いやすくスマホ・アプリ対応か

勤怠管理システムを導入しても、操作がしづらいようであれば導入効果を得られません。チームや部署だけでなく、社内全体で使用するシステムだからこそ、誰でも簡単に操作できるものを選びましょう。

従業員にとって使いやすいか確かめるには、無料トライアルの活用がおすすめです。勤怠管理システムの多くが1ヶ月ほどの無料トライアルを提供しているため、その期間を活用すれば従業員からの評判を確認できます。

加えて、スマートフォンやスマホアプリから利用できるかも重要なポイントです。とくに直行直帰が多い職場の場合は、GPS搭載のスマホアプリを利用でき、位置情報まで把握できる勤怠管理システムが便利でしょう。

導入前後のサポート体制やフォローアップなどが充実しているか

勤怠管理システムをはじめて導入する場合、「これまでのタイムカード制からうまく移行できるのか」「従業員はシステムを使いこなせるのか」などと不安になるものです。こういったお悩みを少しでも解消するために、サポート体制やフォローアップ体制が充実した勤怠管理システムを選びましょう。

勤怠管理システムをスムーズに導入できるか不安な場合は、初期設定代行、操作方法のレクチャー、運用方法の提案といった導入支援が万全な製品がおすすめです。

しっかりと使いこなせるのか心配な場合は、メールやチャット、電話に加えて、画面共有によるオンラインサポートの有無も確認しましょう。気軽に参照できるようなヘルプサイト、FAQサイトなどが用意されている勤怠管理システムもおすすめです。

クラウド型のサービスでメンテやアップデートが自動で行われるか

勤怠管理システムにはクラウド型やオンプレミス型、インストール型がありますが、「導入費用は抑えたい」「気軽に運用できるものがいい」とご希望の場合はクラウド型の勤怠管理システムがおすすめです。

クラウド型の場合、システム運用自体はシステム提供会社が行ってくれるため、メンテナンスやシステムアップデートなどを自社で行う必要はありません。法改正への対応も自動でアップデートされるので、最新の法令に則った適切な勤怠管理が叶います。

一方オンプレミス型の勤怠管理システムの場合、システムアップデートやメンテナンスなどは自動で行われないため、自社で運用リソースを確保する必要があります。また、インストール型の勤怠管理システムの場合、メンテナンスやアップデートに別途料金が発生することもあるでしょう。

システム運用に自社のリソースは割けない場合や、メンテナンスやアップデートの度に料金がかかるのは不便と感じる場合は、クラウド型の勤怠管理システムがベストです。

データ暗号化・バックアップなどのセキュリティに問題がないか

勤怠管理システムは、従業員の情報や勤務時間、製品によっては給与情報など、さまざまなデータを扱います。そのため、情報漏えいや不正操作などがあってはなりません。従業員の情報を安全に管理するためにも、セキュリティ対策の充実した勤怠管理システムを選びましょう。

セキュリティ対策の有無を確認する際には、次の8つのポイントを確認してください。

  • 通信が暗号化されている
  • データやファイルが暗号化されている
  • 複数のデータセンターで管理されている
  • IPアドレスでアクセスを制限できる
  • デバイスでアクセスを制限できる
  • 操作ログを保管できる
  • プライバシーマークを取得している
  • ISMS認証(ISO27001 認証)を取得している

上記をより多く満たしている勤怠管理システムがおすすめです。

勤怠管理システム導入に使える補助金や助成金があるか確認

勤怠管理システムを導入する際、補助金や助成金が使える場合があります。導入コストをなるべく抑えるためにも、活用できる制度はないか確認しておきましょう。

例えば、小規模事業者・中小企業のITツール導入を支援する「IT導入補助金」の場合、2024年版では次の勤怠管理システムが対象製品となっています。

  • ジョブカン勤怠管理
  • KING OF TIME
  • マネーフォワード クラウド勤怠
  • Touch On Time
  • ジンジャー勤怠
  • freee勤怠管理Plus など (※)

勤怠管理システムを導入したいものの費用面が気になるとお悩みの場合、補助金を申請できる製品から選んでみるのもおすすめです。しかし、対象となるシステムは毎年異なるため注意しましょう。

詳しくは、IT導入支援補助金の公式ホームページも併せて確認してみてください。

※参考:ITツール・IT導入支援事業者検索(コンソーシアム含む) | IT導入補助金2024

勤怠管理システム導入のメリットはコスト削減と業務効率UP

勤怠管理システムを導入するメリットは、コスト削減や業務効率アップなどさまざまです。具体的にどのようなメリットがあるのか、次の2つのポイントを中心に紹介します。

  • 労働時間の記録が正確になり法令遵守の確認が容易になる
  • 蓄積したデータの分析により業務・労働環境改善が見込める

労働時間の記録が正確になり法令遵守の確認が容易になる

勤怠管理システムを導入すると、労働時間を正確に記録できます。そのため、勤怠管理における法令遵守の確認、徹底が容易に叶うのが大きなメリットです。例えば、従業員の残業時間管理や休暇管理、シフト管理などをまとめて効率化できます。

従業員の残業・休暇の管理が効率化しコスト削減につながる

勤怠管理システムでは、従業員の残業時間や休暇管理まで一元化でき、数字をリアルタイムに把握できます。

従来の勤怠管理方法では、現時点での総労働時間数や残業時間数などを容易に把握できず、締め日にならなければ勤務実態が見えませんでした。しかし勤怠管理システムであれば、毎日の打刻時間や残業時間数をリアルタイムに管理でき、長時間労働を未然に防止できます。

また、年5日間の有給取得義務を遵守するためには、有給休暇の付与・残日数管理機能が有用です。なかなか取得されない場合には管理者から取得を促せます。

一定の労働時間を超えたらアラートが届く、有給の未取得者に通知が届くなど、アラート機能を利用できるものであればなお便利でしょう。

シフトの自動作成ができて変更や調整など管理の手間も減る

勤怠管理システムには、シフト管理機能が搭載されたものも少なくありません。シフト管理機能を利用できれば、シフト希望の回収からシフト作成、シフト表共有までを自動化できるので、業務の手間を大幅に削減できます。

時間帯別・日別の過不足を自動で調整してくれる製品もあるため、「毎月のシフト調整に時間がかかってしまう」とお悩みの場合には非常に助かるでしょう。

また、スマートフォンから気軽に利用できる勤怠管理システムが多いため、シフト提出の締切をプッシュ通知でリマインドできる、アプリからシフトを確認できるなど、従業員にとっても多くのメリットがあります。

蓄積したデータの分析により業務・労働環境改善が見込める

勤怠管理システムを利用していると、日々の勤怠データが蓄積されていきます。収集されたデータを分析すれば、次にあげるような項目を数字として可視化でき、業務・労働環境の改善へとつなげられるでしょう。

  • 部署別、前年比などの時間外労働時間
  • 残業時間が増加する時期
  • 有給休暇の取得率
  • 有給休暇の取得が多い時期
  • 打刻時間と勤務実態の差分
  • 業務ごとの人員や工数

とくに、長時間労働の是正やワークライフバランスの実現を叶えたい場合は、上記6点の分析が非常に有効です。

従業員のモチベーションアップや生産性向上につながる

勤怠データの分析、つまりは従業員の勤務実態を分析することは、従業員のモチベーションアップや生産性向上にもつながります。

長時間労働を是正できぬままの職場環境では、従業員が疲弊するばかりで、身体・精神ともに多くの負担を強いられます。そういった状況では、従業員のモチベーションが上がるどころか健康リスクも危ぶまれるでしょう。

一方、勤怠管理システムでリアルタイムにデータを収集し、分析して勤務実態を可視化すれば、職場環境改善への大きな一歩となります。

無理なく働ける環境を築き、従業員のモチベーションや生産性アップを叶えたいなら、勤怠管理システムが効果的です。

勤怠管理システムを導入するデメリットは維持費と障害リスク

勤怠管理システムを導入する際には、維持費や障害リスクといったデメリットにも注意が必要です。次の4つのデメリットと対策を押さえておきましょう。

  • 初期導入費用や月額利用料金などの導入・運用コストがかかる
  • システムトラブル・サーバー障害・データ漏洩のリスクがある
  • 従業員にITリテラシーが必要で教育に時間とコストがかかる
  • 業界特有の特殊な要件があると完全カスタマイズは難しい場合も

初期導入費用や月額利用料金などの導入・運用コストがかかる

勤怠管理システムを利用するには、初期導入費用や月額料金が発生します。初期費用は無料の場合も多く、1人あたりの料金もそこまで高額ではありませんが、従量課金制が多いため注意が必要です。

例えば、1ユーザーにつき500円といった導入しやすい価格でも、従業員数が多ければ多いほど利用料金は高くなります。そのため、従業員数が1,000人以上いる、グループ企業全体で導入するなど、導入規模が大きい場合はコストも膨らんでしまうでしょう。

しかし、30名ほどまでの少人数利用の場合は、月額無料で利用できる勤怠管理システムも見られます。また、1ユーザーあたり100円から200円ほどの低価格で使えるシステムも少なくありません。自社の予算と照らし合わせて、無理なく導入できそうな勤怠管理システムを探してみましょう。

システムアップデート・メンテナンスの追加費用負担も考慮

クラウド型でなくパッケージ型の勤怠管理システムを導入する場合、システムアップデート時やシステムメンテナンス時など別途費用が発生することもあります。

クラウド型の勤怠管理システムの場合、毎月の利用料金が発生するものの、アップデートやメンテナンスにコストはかかりません。別途費用を払わずに、最新の法改正への対応やセキュリティ対策が自動で行われます。

勤怠管理システムを導入して法令遵守を徹底したいなら、メンテナンスコストのかからないクラウド型の勤怠管理システムを選びましょう。

システムトラブル・サーバー障害・データ漏洩のリスクがある

勤怠管理システムに限った話ではありませんが、システムを導入する以上はシステムトラブルやサーバー障害、データ漏洩のリスクをゼロにはできません。そのため、勤怠管理システムを選ぶ際には、システムの運用体制やセキュリティ対策が徹底されているか必ず確認しましょう。

安心して利用できるか確認したい場合は、次の6点をチェックすることをおすすめします。

  • 24時間365日体制でシステムが監視されている
  • ファイアウォールで不正アクセスを防止している
  • SQLインジェクション対策、ブルートフォースアタック対策、クロスサイトスクリプティング対策などの不正アクセスへの細かな対策がされている
  • サーバーはメインとバックアップで二重化されている
  • 複数の拠点でバックアップが取られている
  • トラブル時には迅速な復旧対応ができる体制が整っている

加えて、プライバシーマークやISMS認証を取得しているかも確認しておくと安心です。

従業員にITリテラシーが必要で教育に時間とコストがかかる

「勤怠管理システムのようなITツールを使ったことがない」「紙やエクセルでの管理が常態化しており、ITリテラシーが高いとは言えない」といった職場の場合、従業員へのITリテラシー教育から始める必要があります。

操作方法や注意点などのレクチャーに関しては、導入時の支援としてフォローしてくれる場合もあるため、導入が不安な場合はサポートの充実度をチェックしておきましょう。

業界特有の特殊な要件があると完全カスタマイズは難しい場合も

自社独自の就業規則に合わせてカスタマイズしたい場合や、業界ならではの複雑な働き方に対応させたい場合、100%ニーズに合ったカスタマイズができないこともあります。とくにクラウド型の勤怠管理システムの場合、オンプレミス型よりもカスタマイズ性が低いため、対応範囲が狭いこともめずらしくありません。

しかし中には、クラウドシステムでありながらも柔軟に機能を変更・拡張できるものもあるため、カスタマイズ性を重視したい場合はシステムの柔軟性に着目して選びましょう。

勤怠管理システムの導入をおすすめする企業の特徴4選

次にあげる4つの特徴に1つでも当てはまる場合、勤怠管理システムの導入をおすすめします。

  • 従業員が多く手作業で勤怠管理が困難な大企業や中小企業
  • 飲食・小売・医療・24時間営業などシフト制導入の企業
  • IT・ベンチャーなど多様な働き方を推進している企業
  • 製造・物流など労働基準法の遵守が厳しく求められる企業

従業員が多く手作業で勤怠管理が困難な大企業や中小企業

従業員数が多ければ多いほど、勤怠管理は煩雑になります。そのため、紙の出勤簿やタイムカードではカバーしきれません。従業員数が多く雇用形態もバラバラの場合、手作業で管理していてはミスが多発してしまいます。

勤怠管理におけるミスは、給与計算におけるミスにもつながってしまうため、勤怠管理システムを導入してできる限り管理を自動化しましょう。

全国や海外など複数拠点の勤怠管理を一元化できる

従業員数が多いだけでなく、全国に複数の支社・事業所を構えている企業や、海外支社を展開している企業にも、勤怠管理システムはおすすめです。

クラウド型の勤怠管理システムの場合、インターネット環境さえあればすぐに利用できるため、複数拠点へのシステム導入も手間がかかりません。クラウド上でデータを一元管理できるので、各拠点の勤怠データをリアルタイムに集計できるでしょう。

ちなみに、グローバルに拠点を展開している場合は、多言語対応の有無が重要なポイントです。日本語・英語対応のシステムは多いですが、その他の言語に対応できるシステムは限られます。自社が必要としている言語表記に対応しているかを確認し、全社導入できるか検討しましょう。

飲食・小売・医療・24時間営業などシフト制導入の企業

シフト制を取り入れている企業や店舗の場合、勤怠管理システムの導入がおすすめです。

多くの勤怠管理システムでは、シフト希望の回収や調整、シフト表作成といったシフト管理機能も利用できます。あらかじめ設定しておけば、シフト調整を自動で行えるシステムもめずらしくありません。シフト管理と勤怠管理を一気通貫で行えるため、管理者にとっても従業員にとっても多くの手間を減らせます。

また、勤怠管理システムのほとんどがスマートフォンに対応しているため、「スマホから気軽にシフトを提出・確認したい」といった従業員のニーズにも応えられるでしょう。

Excelで作ったシフト表をわざわざ取り込む、外部のシフト管理システムのデータを出力するなど、面倒なデータ連携が不要になるのも便利なポイントです。

IT・ベンチャーなど多様な働き方を推進している企業

IT企業やベンチャー企業の場合、リモートワークやフレックスタイム制、副業・兼業での時短勤務など、柔軟な働き方を採用することがめずらしくありません。時間や場所にとらわれず勤務できるのは良いことですが、勤務時間や勤務場所などがバラバラとなると、手作業での勤怠管理は困難です。

勤怠管理システムであれば、インターネット環境さえあれば場所を問わず打刻でき、リアルタイムに労働時間を管理できます。GPS機能、PCのログオン・ログオフ連携、打刻社の写真撮影など、不正打刻を防止する機能も製品によっては利用可能です。

柔軟な働き方を取り入れつつ適切な勤怠管理を叶えたいなら、システムの導入が欠かせないでしょう。

製造・物流など労働基準法の遵守が厳しく求められる企業

製造業や物流業などは、労働基準法の遵守をより一層強く求められる業界です。とくに物流業界においては、2024年4月に施行された改正労働基準法の影響を大きく受けており、以下の改善基準が設けられています。

  • 1日の拘束時間:13時間を超えないことを原則とし、最大でも15時間
  • 1年、1月の拘束時間:年3,300時間以内、月284時間以内
  • 1日の休息期間:11時間以上を基本とし、9時間を下回らない
  • 運転時間:2日平均1日9時間以内(※)

新たな法令に則って勤怠を管理するためには、労働時間を正確に把握しなければなりません。紙やExcelの出勤簿では正確性に欠けてしまうので、勤怠管理システムを導入し、労働時間の超過や休息時間の不足がないように徹底しましょう。

※出典:建設業・ドライバー・医師の時間外労働の上限規制 特設サイト はたらきかたススメ|厚生労働省

勤怠管理システムの導入に関するよくある質問に回答

勤怠管理システムの導入に関して、多く寄せられる質問にお答えします。

勤怠管理システムの導入率は何パーセントですか?

株式会社モニタスが2022年に実施した「勤怠管理ツールに関する調査」によると、勤怠管理の方法として勤怠管理システムを導入している企業は30.6%を記録。また、自社独自の勤怠管理システムを採用する企業は31.8%を記録し、勤怠管理をシステム化している企業は6割以上とされています。

勤怠管理ツールに関する調査|モニタス

※出典:人事・労務担当者に聞いた、勤怠管理6割がデジタル化 | 株式会社モニタスのプレスリリース

クラウドサービスのセキュリティレベルは年々改善され、リモートワークやフレックスタイム制などの働き方も一般化していく中、今後も勤怠管理システムの導入は増えていくと考えられます。

「自社システムを導入するのはハードルが高い」、「システム運用にリソースを割けない」とお悩みの場合は、クラウド上で気軽に利用できる勤怠管理システムを導入してみましょう。

勤怠管理システムのシェア率を教えてください。

各勤怠管理システムのシェア率は明らかになっていません。ここでは、参考程度に導入実績の多い勤怠管理システムを紹介します。

  • ジョブカン勤怠管理:導入社数25万社以上(ジョブカンシリーズ累計)
  • スマレジ・タイムカード:導入事業所数155,600箇所以上
  • ハーモス(HRMOS)勤怠:導入社数6万社以上
  • KING OF TIME:導入社数5万6,000社以上
  • タッチオンタイム:導入社数5万6,000社以上

導入社数多数の勤怠管理システムは、使いやすさや機能、コストパフォーマンスの良さなどで評判の製品ばかりです。勤怠管理システムの導入に失敗しないために、まずは導入実績から確認してみるのも有用でしょう。

しかし、導入実績が多いからといって、自社に合った勤怠管理システムというわけではありません。もっとも重要なのは、機能や費用、サポート体制などが自社のニーズに合っているかどうかです。導入社数だけでサービスを選ぶのは控えましょう。

無料で使える勤怠管理システムはありますか?

本記事で紹介した勤怠管理システムの中で、無料プランを使える勤怠管理システムは以下の通りです。

サービス条件
ジョブカン勤怠管理利用できる機能に制限あり
ハーモス(HRMOS)勤怠ユーザー数〜30名
Teasy(テイジー)ユーザー数〜5名
スマレジ・タイムカードユーザー数〜30名


利用できる機能やユーザー数に限りはありますが、少人数での利用であれば十分に活用できるため、まずは無料プランから導入してみるのもおすすめです。

また、無料プランはないものの、無料トライアルを使える勤怠管理システムは少なくありません。30日間ほどの無料トライアルが用意されているのが一般的ですが、中には2ヶ月から3ヶ月ほどじっくり試せるシステムもあるため、自社に合ったシステムか慎重に判断できるでしょう。

勤怠管理システムを自作するメリットはありますか?

勤怠管理システムを自作する場合、次のメリットがあります。

  • 自社の働き方に合わせた勤怠管理システムを構築できる
  • 会社の規模拡大に合わせて機能を拡張しやすい

しかし、システムの運用やセキュリティ対策を自社で行う必要があるため、十分なリソースを割けないようであればおすすめできません。また、システムを一から開発するには多くのコストがかかり、機能にこだわればこだわるほど開発費が膨らみます。

導入コストをなるべく抑えたい場合や、システムの運用監視や定期的なアップデート、セキュリティ対策などを行う人員を確保できない場合には、クラウド型の勤怠管理システムを導入しましょう。

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