会計に関しては、税理士に任せているという人も多いのではないでしょうか。決算書や税務関係の書類を作成するのは大変ですから、専門家に任せるというのも1つの方法です。
しかし最近では、優秀な「会計ソフト」が多く販売されています。簿記などの知識がない人にも使いやすいソフトウェアが作られていますので、経費削減のために会計ソフトを導入するのも良い方法です。
この記事では、性能の優れた23の会計ソフトをご紹介します。
また、クラウド型とインストール型の会計ソフトの違いについても解説しますので、会計ソフト選択時の参考にしてみてください。
会計ソフトおすすめ人気ランキング一覧!個人・法人向け

個人事業主に人気の会計ソフトは「やよいの青色申告オンライン」、法人に人気の会計ソフトは「弥生会計25」と、弥生シリーズの利用者数が最多となる結果でした。

| 会計ソフト | 回答数 |
|---|---|
| やよいの青色申告 オンライン | 43.69% |
| マネーフォワード クラウド | 22.68% |
| freee会計 | 21.84% |
| みんなの青色申告 | 3.36% |
| 勘定奉行クラウド | 2.52% |
| 円簿青色申告 | 1.68% |
| TKC | 0.84% |
| フリーウェイ経理Lite | 0.84% |
| わくわく財務会計11 | 0.84% |
| aoiro | 0.84% |
| らくらく青色申告農業版 | 0.84% |
会計ソフトはクラウド型・インストール型から選ぶ

| 比較 | クラウド型 | インストール型 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 安い | 高い |
| 支払い方法 | サブスクリプション型 | 買い切り型 |
| 対応OS | Windows、Macのどちらも利用可能 | ソフトにより対応OSが異なる |
| セキュリティ | ソフトごとに異なる(通信暗号化、バックアップサーバーなど) | なし |
| 通信環境 | 必要 | 不要(バージョンアップ時は必要) |
| インストール | 不要 | 必要 |
| アップデート | 無料 | 有料(年1回) |
| 利用可能台数 | 複数デバイスから利用可能 | 原則として1つの端末のみ |
会計ソフトは、「クラウド型」と「インストール型」の2つに分けられます。クラウド型は、各種ウェブブラウザを使って特定のサイト(サーバー)にログインし、帳簿管理などをおこなうシステムです。
インストール型は、パッケージ、もしくはダウンロードでプログラムを入手して、会計ソフトをパソコンにインストールして利用します。
クラウド型の会計ソフトは、新しいシステムのため、まだ利用率は会計ソフト全体の15%程度しかありません。85%程度の法人や個人事業主は、昔からあるインストール型の会計ソフトを利用しています。
ただし、シェアが低いからといって、クラウド型がインストール型に劣っているというわけではありません。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自社(自分)の状況に合わせてどちらを使うか選択しましょう。原則として、個人事業主はクラウド型を、法人はインストール型を使うのがおすすめです。
また、初めから費用をかけたくない方は無料の会計ソフトを使ってみるのが良いでしょう。
クラウド型の会計ソフトは個人事業主におすすめ
クラウド型の会計ソフトは、個人事業主が使うのに適しています。その理由としては、次の3つが挙げられます。
では、個人事業主にクラウド型会計ソフトが合っている理由について、詳しく見ていきましょう。
OS(Mac・Windows)を問わず利用できる

パソコンを動かすためには、「OS(オペーレーティングシステム)」が必要です。しかしOSには、Windows、MacOS、UNIX、Linuxなどいくつかの種類があります。インストール型の会計ソフトの場合、プログラムが自分のパソコンのOSに対応していないと、利用することができません。
しかしクラウド型の会計ソフトの場合、原則としてサーバーに接続できる「ブラウザ」さえ用意できれば、問題なく利用できます。OSがWindowsでも、MacOSでも会計ソフトを利用可能です。
そのため、クラウド型の会計ソフトなら、パソコンを買い替える時にOSを変更してもそのまま使い続けられます。また、自分がWindowsのパソコンと、MacOSのパソコンの両方を持っていたとしても、双方で同じように利用可能です。OSごとによけいな費用や手間が発生しないため、クラウド型の会計ソフトは個人事業主も使いやすくなっています。
ただし、クラウド型の会計ソフトは、使っているブラウザによっては正常に動作しません。OSによる制限はありませんが、ブラウザはGoogle Chrome、Microsoft Edgeなど、会計ソフトメーカーが指定しているブラウザを使う必要があります。
ふだん自分が使っているブラウザが、会計ソフトの対応リストにない場合は、対応ブラウザを新たにインストールしなければいけません。とはいえ、対応ブラウザは無料でダウンロードできるため、多少の手間がかかるだけですみます。
サブスクリプション型契約で導入コストが低い

経理を税理士に頼むと、1年で30万円程度はかかってしまいます。これがインストール型の会計ソフトを導入すれば、ソフトウェア購入費の2~3万円程度しかかかりません。
これをさらにクラウド型の会計ソフトを使うことにすると、低額の「サブスクリプション」費用だけで、経理をおこなえます。最低限の機能に抑えるなら、毎月1,000円程度の費用しかかかりません。
初期費用が安いというのは、個人事業主にとっては大きなメリットだと言えます。負担が少ないため、無理なく導入可能です。
インストール型の会計ソフトの方が、最初の購入費のみですむから得、と考える人もいるかもしれません。しかし通常は、インストール型を買っても、毎年バージョンアップ料金を取られます。そのため、クラウド型を選んでも、インストール型より大きな費用差が出るわけではありません。
会計ソフトをうまく使いこなせずに破棄してしまう可能性も考えると、初期費用が安いクラウド型の方が個人事業主には向いているでしょう。
ソフトウェアの操作が簡易的で使いやすい

原則として、インストール型の会計ソフトは、会計や経理に関する知識がある人を対象として作られています。そのため、素人には画面の見方やソフトの操作方法が簡単ではありません。
経理未経験者でも、マニュアルを読み込んで使い込めば問題なく動かせるようになりますが、操作方法習得には、それなりの時間がかかってしまいます。
対してクラウド型の会計ソフトの場合、直感的に操作可能です。こちらは初心者をおもな利用対象者としているため、操作が簡単で、デザインもスッキリとしており、使いやすくなっています。
法人で経理担当者がいるなら、操作が複雑なインストール型でも問題ありません。しかし個人事業主が、経理の勉強までするのは負担が大きくなりすぎます。そのため、個人事業主には手軽に使えるクラウド型の会計ソフトが最適です。
インストール型の会計ソフトは法人におすすめ

法人に適している会計ソフトは、インストール型です。インストール型の会計ソフトには、次のようなメリットがあります。
では、インストール型の会計ソフトについて、詳しく見ていきましょう。
クラウド型より多くの機能が付いている
クラウド型の会計ソフトは、経理未経験者でも直感的に使えるようになっています。基本的な操作もマウスだけででき、ソフトウェアの機能習得の手間もかかりません。しかし法人で使うことを考えると、機能面で物足りない部分があります。
対してインストール型の会計ソフトは、最初の取っ付きにくさこそあるものの、慣れればかゆいところに手が届く、さまざまな機能を利用可能です。
クラウド型の会計ソフトは、最近でてきたもののため、まだそれほど積み重ねがありません。しかしインストール型の会計ソフトは、昔から使われてきたために、ユーザーからの意見が多く集まっています。そのため、会計で欲しい機能はたいてい利用可能です。法人で使う場合は、必要な機能が網羅的に用意されているインストール型の方が安心できます。
クラウド型よりセキュリティのリスクが低い
クラウド型の会計ソフトには、ネット通信の暗号化やバックアップサーバーの用意などのセキュリティが備わっています。対してインストール型の場合は、原則としてセキュリティは付いていません。しかしこれをもって、クラウド型の方がセキュリティ面で上だと考えるのは間違っています。
クラウド型の会計ソフトがセキュリティを備えているのは、ユーザーとデータ管理場所(サーバー)で通信をする必要があるためです。インストール型の場合は、そもそもインターネットにつなぐ必要がないため、通信時にデータを奪われたり、盗み見られたりする心配をする必要がありません。
そういう意味で、ネット上にデータを保管するクラウド型よりも、自分のパソコンにデータを保管するインストール型のほうがセキュリティ面でのリスクは低いと言えます。
ただし、パソコンをインターネットにつなげている場合は、パソコン自体のセキュリティが重要です。インストール型を選んでも、ノーガードでネットに接続していると、パソコンに侵入されデータを盗まれる可能性がないとは言い切れません。
また、物理的なリスクはインストール型の方が高くなります。たとえば、パソコンに飲み物をこぼしてデータを破損させてしまったり、データを保存したUSBメモリを無くしてしまったり、クラウド型では起きない問題が発生するかもしれません。
通信環境に左右されずオフラインでも使用可能
クラウド型の会計ソフトは、オンライン上にあるサーバーとの通信が不可欠です。そのため、ネットが繋がらない状態だとソフトを利用できません。また、ネットが繋がっている状態でも、通信状態が悪いと会計ソフトの反応が遅くなり、スムーズに動かない可能性もあります。
インストール型の会計ソフトなら、自分のパソコンさえちゃんと起動すれば、問題なく利用可能です。ネットの状態に左右されないため、より安定性が求められる法人向きだと言えます。また、インストール型の場合は、ノートパソコンなどを持っていけば、通信環境がない屋外でも仕事ができるというのも優れた点だと言えるでしょう。
ただし、インストール型でも、会計ソフト自体のバージョンアップやアップデートをする時には、ネットに接続する必要があります。法改正によって、アップデートが不可欠になるケースもありますから、原則としてはインストール型でも通信環境自体は不可欠です。
個人事業主におすすめのクラウド型会計ソフト9選

個人事業主におすすめの会計ソフトは下記の通りです。
では、クラウド型の会計ソフトについて、詳しく見ていきましょう。
やよいの青色申告 オンラインはトップシェアのクラウド型会計ソフト

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 弥生株式会社 |
| 月額費用 | 【セルフプラン】初年度無料、次年度10,300円(税抜/年) 【ベーシックプラン】初年度無料、次年度17,250円(税抜/年) 【トータルプラン】初年度15,000円(税抜/年)、次年度30,000円(税抜/年) |
| 無料トライアル | 初年度無償キャンペーン(~2026年3月15日申込分) 最大2か月の無料体験版あり |
| 対応OS | Windows 10/11、macOS(最新を含む数世代) |
| 対応ブラウザ | Microsoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefox、Safari(いずれも最新バージョン) |
「やよいの青色申告 オンライン」は、クラウド会計ソフト市場で10年連続シェアNo.1、個人事業主のクラウド会計ユーザーの約2人に1人が利用しているトップシェアの青色申告ソフトです(※)。青色申告に必要な取引入力から帳簿作成、申告書類の作成、消費税申告、e-Tax までをクラウド上で完結でき、インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しています。
料金プランは「セルフ」「ベーシック」「トータル」の3種類で、セルフ・ベーシックは初年度無償、トータルは初年度15,000円(税抜)で利用できます。セルフプランはコスト重視の方向け、ベーシックは電話・メール・チャットによる操作サポート付き、トータルは確定申告や仕訳・経理業務の相談までできる充実サポートが特徴です。いずれも次年度以降は自動更新となりますが、更新前月までに解約すれば料金は発生しません。
機能面では、銀行明細やクレジットカード、レシート・領収書のデータを自動取り込み・自動仕訳できるため、簿記の知識がなくても日付と金額を入力するだけで複式簿記帳簿が作成できます。画面の案内に沿って進めれば、青色申告特別控除(最大65万円)に対応した確定申告書も家計簿感覚で作成可能です。請求書作成クラウド「Misoca」と連携すれば、請求データを自動取り込みして仕訳まで自動化でき、二重入力の手間も削減できます。クラウドインフラにはMicrosoft Azureを採用しており、暗号化・24時間監視などセキュリティ面でも安心して利用できるサービスです。
※MM総研「クラウド会計ソフトの利用状況調査」2025年3月
マネーフォワードクラウド確定申告はアプリ連携でさらに便利になる

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マネーフォワード |
| 月額費用 | 【パーソナルミニ】年払い 10,800円(900円/月換算)/月払い 1,280円 【パーソナル】年払い 15,360円(1,280円/月換算)/月払い 1,680円 【パーソナルプラス】年額 39,336円(税込) |
| 無料トライアル | パーソナルプランを1ヶ月無料(クレカ登録不要/自動課金なし) |
| 対応OS | Windows、macOS、iOS、Android |
| 対応ブラウザ | Google Chrome(推奨)、Microsoft Edge、Firefox、Safari(すべて最新バージョン) |
「マネーフォワードクラウド確定申告」は、会計・請求書・経費などマネーフォワードシリーズと強力に連携できるクラウド型の確定申告ソフトです。銀行・クレジットカード・電子マネー・ECサイトなど2,300以上の金融サービスと自動連携でき、明細を取り込むだけで仕訳が自動作成されるため、日々の入力作業を大幅に削減できます。家計簿アプリ「マネーフォワード ME」とも連携できるため、プライベートの支出管理と事業会計をまとめて効率化できる点も魅力です。
アプリからレシートを撮影すればデータ化され、そのまま電子帳簿保存に対応。作成した申告書はスマホアプリから直接e-Taxで提出でき、青色申告特別控除(最大65万円)にも対応しています。操作画面は直感的で分かりやすく、チャット・メールサポートも受けられるため、初めて確定申告を行う方でも安心です。
料金プランは「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」の3種類。パーソナルミニは機能を絞ったライトプラン、パーソナルは消費税申告やレポート機能を備えた標準プラン、パーソナルプラスは電話サポート付きで安心のサポート重視型です。トライアル終了後に自動課金されることはなく、作成データも引き継げるため、まずは気軽に試したい方にもおすすめのソフトです。
freee会計は税務調査サポートを付けることもできる

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | フリー株式会社 |
| 月額費用 | 【スタータープラン】年払い:980円/月(11,760円/年)、月払い:1,780円/月 【スタンダードプラン】年払い:1,980円/月(23,760円/年)、月払い:2,980円/月 【プレミアムプラン】年払い:3,316円/月(39,800円/年)※月払いなし ※表示価格はすべて税抜 |
| 無料トライアル | 一部機能制限ありで30日間無料お試し(無料体験後に自動課金なし) |
| 対応OS | Windows、MacOS |
| 対応ブラウザ | Google Chrome(推奨)、Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Safari など主要ブラウザの最新バージョン |
「freee会計」は、個人事業主向けクラウド会計・確定申告ソフトとして高いシェアを持つサービスで、銀行口座やクレジットカードと連携して明細を自動取得し、○×形式の質問に答えていくだけで青色・白色申告書を作成できるのが特徴です。
スタータープランは、確定申告書作成や口座連携など、確定申告に必要な最低限の機能を備えたエントリープランで、レシート画像アップロードは月5枚までといった制限があります。
スタンダードプランでは、消費税申告(インボイス制度対応)や資金繰り・レポート機能、レシートの画像アップロード容量(10GB/月)などが利用でき、日々の経理から消費税申告までまとめて効率化したい個人事業主向けです。
最上位のプレミアムプランでは、チャット・メールに加えて電話サポートや導入サポートが利用できるほか、「税務調査サポート補償」が付帯しており、税務調査時に税理士による立会い支援を受けられる点が大きな安心材料となります。
いずれのプランも、口座・カード連携や見積書・請求書作成、電子帳簿保存法対応など、クラウドならではの自動化・ペーパーレス機能を備えているため、バックオフィス業務をまとめてクラウド化したいフリーランスに適したソフトです。
ジョブカン青色申告は必要な機能が全て揃うオールインワンソフト

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ジョブカン会計 |
| 月額費用 | 年額12,000円(税抜) |
| 無料トライアル | 30日 |
| 対応OS | Windows 11 最新版/macOS Tahoe 26、Sequoia 15、Sonoma 14 |
| 対応ブラウザ | Chrome(推奨)、Edge、Firefox、Safari(すべて最新バージョン) |
「ジョブカン青色申告」は、帳簿付けから確定申告までを1つで完結できる、個人事業主向けクラウド会計ソフトです。直感的に操作できる入力画面を採用しており、ガイドに沿って取引を入力するだけで記帳が進むため、経理が初めての方でも迷いにくいのが大きな特徴です。銀行明細・クレジットカード明細の自動取り込みにも対応しており、日々の仕訳作業を大幅に効率化できます。
さらに確定申告書の作成は、質問に答えていくだけで完了するステップ方式を採用。電子申告(e-Tax)にも対応しているため、自宅から提出まで完結可能です。難しい部分は専任担当者がメールでサポートしてくれるほか、わかりやすいマニュアルも用意されており、初心者でも安心して利用できます。
機能面では、農業所得・不動産所得への対応、電子帳簿保存法対応、複数人操作、金融機関連携など充実。追加料金は一切かからず、年額12,000円(税抜)のみで全機能が使える点も魅力です。累計導入21万社以上という実績があり、長年利用され続けている信頼性の高いサービスです。
クラウド円薄は無料で使える会計ソフト

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社円簿インターネットサービス |
| 月額費用 | 無料 |
| 無料トライアル | なし |
| 対応OS | Windows、MacOS |
| 対応ブラウザ | Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Safari |
クラウド円簿は、月額料金なしで使える珍しい会計ソフトです。さまざまな機能が制限された上で、ただで使える会計ソフトはいくつかあります。しかし、クラウド円簿のようにすべての機能が使えた上で、無料利用可能な会計ソフトは貴重です。
無料ソフトなのですが、クラウド円簿には、青色申告に使える基本的な機能がちゃんとすべて揃っています。さらに、すでにやよいの青色申告オンラインなどの会計ソフトを使っている場合、一からデータを入れ直さなくても、データのインポート機能でそのまま移行可能です。
クラウド円簿は無料で使えますが、かわりにソフト利用時に宣伝が強制的に表示されてしまいます。宣伝を見るのが嫌な人は、ほかの会計ソフトを使いましょう。
また、クラウド円簿はパソコン用のソフトのため、スマホでの利用は想定されていません。一応、スマホでも使えなくはありませんが、使い勝手はよくないため、スマホで作業したい人も、ほかの会計ソフトを使ったほうが無難でしょう。
みんなの青色申告は青色申告に特化した会計ソフト

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | ソリマチ株式会社 |
| 月額費用 | 10,780円(税込・買い切り) |
| 無料トライアル | あり |
| 対応OS | Windows 11(64bit)、Windows 10(64bit/32bit)、Windows 8.1(64bit/32bit) |
| 対応ブラウザ | Google Chrome(最新版)、Microsoft Edge(最新版) |
みんなの青色申告は、個人事業主の確定申告をサポートする会計ソフトです。
青色申告に特化したサポートを提供しており、各種機能が自動化しているためスムーズに確定申告を進められます。簿記や会計の知識がない場合でも、みんなの青色申告を利用するだけで簡単に手続きが可能です。
また、みんなの青色申告の仕訳は明細入力がいらない自動会計ソフトです。自社のスタイルに合わせて選択できる多彩な伝票入力を用意しているため、使いやすいメニュー画面が特徴。
さらに、必要なデータは自動集計されるため、複雑な手続きを行うことなく、スムーズに確定申告を実施できるでしょう。
かんたんクラウド会計は簿記知識なしでも簡単に使える

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ミロク情報サービス |
| 月額費用 | 【Basic】1,980円(税込)、年間一括払いなら19,800円(税込) 【Plus】2,750円(税込))、年間一括払いなら27,500円(税込) |
| 無料トライアル | 2カ月 |
| 対応OS | Windows8.1、10、11、MacOS |
| 対応ブラウザ | Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Internet Explorer 11 |
「かんたんクラウド会計」は、会計や簿記の知識がない人でも簡単に使える会計ソフトです。銀行やクレジットカード会社との連携機能と、レシートの画像データの取り込み機能があり、自動で仕分けをおこなってくれます。
かんたんクラウド会計のプランは、「Basic」と「Plus」の2つです。Plusになると、財務分析機能、消費税関連機能、資金繰関連機能、工事関連機能が追加されます。
どちらのプランにもメールやチャットでのサポート機能は付いていますが、電話サポートはないことに注意が必要です。電話サポートを頼みたい場合は、月額330円(税込)で、オプションを付けなくてはいけません。オプションを付けると、電話サポートのほかに遠隔操作サポートもおこなってくれます。
aoiroはフリーランスのために作られた会計アプリ

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社オールシステム |
| 月額費用 | 基本無料 |
| 無料トライアル | なし |
| 対応OS | 64 ビット版 Windows 10 / 11 以上/macOS 10.12 (Sierra) 以上 |
| 対応ブラウザ | Microsoft Edge最新バージョン/Chrome最新バージョン |
フリーランスのための会計アプリ aoiroは、基本無料で会計に必要な機能や確定申告を進める機能を搭載している会計ソフトです。
aoiroは簿記や会計の知識がない方でも利用できる設計となっており、必要項目に入力を進めるだけで帳簿や決算書の作成が可能です。所得控除を受けられる青色申告の確定申告をサポートする機能が搭載されているため、お得にサービスを活用できます。
また、aoiroには余計な機能が搭載されていません。経営分析や部門管理レポート機能などは存在せず、帳簿と決算書の作成に特化しています。確定申告に必要な機能が当さされていないことで、シンプルでわかりやすくサービスを活用できます。
さらに、aoiroは仕訳項目を入力するだけで仕訳帳・損得勘定元帳・貸借対照表などを作成でき、電子帳簿保存法にも対応しています。
aoiroは無料版だけではなく、有料版のプレミアムエディションも用意されています。プレミアムエディションなら、勘定科目の追加やバックアップの復元に対応しています。3,900円(税込)でより効率的な会計業務を進められるため、aoiroを使い慣れた後に導入を検討すると良いでしょう。
勘定奉行クラウドは改正電帳法に完全対応

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社 近藤商会 |
| 月額費用 | 50,000円〜 |
| 無料トライアル | あり |
| 対応OS | Windows 11/Windows 10 |
| 対応ブラウザ | Microsoft Edge最新バージョン/Chrome最新バージョン |
勘定奉行クラウドは、経理のDX化を推進し、業務制度や生産性を向上させるクラウド会計ソフトです。
勘定奉行クラウドでは、改正電帳法に完全対応しており、4つのJIIMA認証を取得しています。現場が持つ電子証憑のデジタル収集を実現でき、仕訳起票にかかる時間・ミスを大幅に削減します。請求書を活用した支払い業務までデジタル対応しており、従来の会計業務も完全両立可能です。
勘定奉行クラウドは、一般企業だけではなく、個人事業主の会計もサポート可能です。自身の業務ペースに合わせて導入を進めることができ、従来業務とデジタル化を並行できます。部分的・段階的にデジタル化を始められるため、無理なく勘定奉行クラウドの導入を進められるでしょう。
法人におすすめのインストール型会計ソフト14選

法人におすすめの会計ソフトは、次の14つです。
では、各会計ソフトについて、詳しく見ていきましょう。
弥生会計 25はシリーズ350万超の登録ユーザーと満足度94%

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 弥生株式会社 |
| 料金 | 【スタンダード】52,800円(税込)、トータルプラン付きは82,445円(税込) 【プロフェッショナル】88,000円(税込)、トータルプラン付きは129,250円(税込) 【プロフェッショナル2ユーザー】115,500円(税込)、トータルプラン付きは170,500円(税込) |
| バージョンアップ費用 | バージョンアップは無料だが、各種サポートプラン契約が必要 【セルフプラン】スタンダード:33,660円(税込)、プロフェッショナル:46,650円(税込)、プロフェッショナル2ユーザー:69,300円(税込) 【ベーシックプラン】スタンダード:44,550円(税込)、プロフェッショナル:59,620円(税込)、プロフェッショナル2ユーザー:79,750円(税込) 【トータルプラン】スタンダード:59,290円(税込)、プロフェッショナル:82,500円(税込)、プロフェッショナル2ユーザー:110,000円(税込) |
| 無料トライアル | 30日間 |
| 対応OS | Windows 10、Windows 11(最新アップデート推奨) |
「弥生会計 25」は、26年連続で売上実績 No.1 を獲得している、国内で最も支持されている定番の会計ソフトです。多くの税理士・会計事務所が推奨するシリーズで、初心者でも迷わず使える操作性と、会計実務に必要な機能をしっかり備えている点が高く評価されています。現在最新版は「25」ですが、旧バージョンを購入している場合でも、保守サービスに加入していれば最新バージョンへ無料でアップデートできます。
弥生会計25には「スタンダード」「プロフェッショナル」「プロフェッショナル(2ユーザー)」の3種類が用意されています。スタンダードは小規模法人や初めて会計ソフトを導入する企業に最適な基本モデルで、帳簿作成・試算表・決算資料の作成など、会計業務に必要な機能を一通りカバーしています。プロフェッショナルでは部門管理や経営分析など中小規模法人での運用を想定したツールが追加されており、より高度な財務管理が可能です。2ユーザー版はプロフェッショナルを複数端末で同時利用したい企業向けの仕様になっています。
弥生会計の特徴として、購入後に加入する「あんしん保守サポート」の充実度が挙げられます。セルフプランではバージョンアップやオンラインサービスを利用でき、ベーシックプランでは電話やメールによる操作質問・仕訳相談・確定申告相談などが可能になります。トータルプランでは、弥生会計以外のパソコン操作や他社ソフトのトラブルなども相談できるため、日常業務のサポートまで含めて幅広く頼れるのが魅力です。特に初年度は割引価格または無料で利用できるため、導入時の負担を抑えたい企業にも選ばれています。
フリーウェイ経理Liteならいつまでも無料で利用できる

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社フリーウェイジャパン |
| 料金 | 【無料版】無料 【有料版】月額3,300円(税込) 【顧問先版】税理士事務所による |
| バージョンアップ費用 | バージョンアップ費用はないが月額3,300円(税込)必要 顧問先版ではデータ連携する税理士事務所による |
| 無料トライアル | 無期限の無料プランあり |
| 対応OS | Windows8.1、11、12 |
「フリーウェイ経理Lite」は、無料で使える会計ソフトです。一般的な無料トライアルと違い、いつまでも無料で利用できます。無料版でも基本的な機能は揃っていますが、操作サポートは受けられません。そのため、無料版はある程度会計ソフトに慣れている人向けです。
有料版は月額費用が発生する代わりに、操作サポートを受けられます。さらに自動仕分けや工事監理などの機能も追加で利用可能です。
さらにフリーウェイ経理Liteには、顧問先版も存在します。これは税理士事務所と連携するものです。操作サポートについては、税理士がおこなってくれますが、別途税理士費用がかかります。具体的な料金については、各税理士事務所ごとに異なるため、確認してみてください。
会計らくだ26は低価格で導入できる法人向けの記帳特化型ソフト

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社 ビーエスエルシステム研究所 |
| 料金 | 13,200円(税込) |
| バージョンアップ費用 | バージョンアップ費用は不要だが毎年保守料金が必要。以下はバージョンアップ21時点での保守料金 【シングル保守】10,400円(税込) 【ダブル保守】12,400円(税込) 【トリプル保守】15,200円(税込) |
| 無料トライアル | なし |
| 対応OS | Windows10、11 |
「会計らくだ26」は、中小企業や小規模法人が“日々の記帳だけを自社で完結したい”というニーズに応える、記帳専用の法人向け会計ソフトです。13,200円(税込)という低価格で導入でき、複雑な機能を削ぎ落としているため、簿記の基礎知識があればスムーズに使い始められる点が大きな魅力です。決算処理は税理士に任せ、日常の売上・経費処理だけを社内で行いたい法人に特に向いています。
仕訳の入力は、出納帳・売掛帳・買掛帳・経費帳・仕訳帳・振替伝票・入金伝票・出金伝票など多彩な形式に対応。記帳内容は自動で各帳簿に転記されるため、入力漏れや転記ミスを防ぎつつ、効率的に日常会計を進められます。インボイス制度にも対応しており、明細ごとの税区分管理や消費税集計表の作成も可能です。
また、導入時の設定を支援するウィザード機能や、OneDrive・Dropboxを利用したクラウドバックアップ機能も搭載。保守契約に加入すれば、電話・メールでの操作サポートや法改正への対応版プログラムも受けられます。初心者にも扱いやすいシンプル設計で、コストを抑えながら記帳業務を効率化したい法人に最適なソフトです。
Main財務管理は会員登録すれば無料で利用可能

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | メインソリューション株式会社 |
| 料金 | 無料 サポートを受けるためには月額3,850円のビジネス会員登録が必要 |
| バージョンアップ費用 | 無料 |
| 無料トライアル | なし |
| 対応OS | Windows10、11 |
「Main財務管理」は、無料の会計ソフトです。MBNサービス会員になることで、バージョンアップも無料で利用できます。MBNサービス会員になるのに費用はかかりません。
Main財務管理は無料ソフトですが、仕訳処理、会計帳票、分析帳票、消費税表、決算処理、手形管理などの各種会計機能が利用可能です。メインソリューション株式会社は、20年以上もソフトウェアの開発・販売をおこなってきた実績があるため、安心して利用できます。
ただし、サポートサービスは付属していません。メールや電話でのサポートを受けたい場合は、「MBNビジネス会員」になる必要があります。基本的には、会員費用は月額3,850円ですが、サポート内容によってはさらに料金がかかることも。また、有料で会計ソフトのカスタムも依頼できます。
Main財務管理は、弥生会計や勘定奉行などの会計ソフトと似たような操作性になっているため、ほかの会計ソフトからの移行もスムーズに実施可能です。会計ソフトの費用を抑えたい場合は、Main財務管理が非常に役立ちます。ただしビジネス会員になると、ほかの有料会計ソフトとの違いがなくなってしまうため、会計ソフトを扱える社員の存在が、Main財務管理による費用削減の前提条件になります。
ジョブカン会計は簡単に利用できる会計ソフト

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ジョブカン会計 |
| 料金 | 【パッケージ版】30,800円(税込) 【ダウンロード版】16,500円(税込) |
| バージョンアップ費用 | 【パッケージ版】継続6カ月で13,200円(税込)、継続12カ月なら17,600円(税込)、再開後6カ月契約なら17,600円(税込)、再開後12カ月契約なら22,000円(税込) 【ダウンロード版】16,500円(税込) |
| 無料トライアル | 30日 |
| 対応OS | Windows8.1、10、11 |
「ジョブカン会計」は、使いやすさに重きが置かれている会計ソフトです。インストール後、自動案内システムに従って登録していけば簡単に初期設定をおこなえます。取引帳の選択や、仕分けの検索、印刷なども使いやすいように作られているため、会計知識がない人でも、手軽に利用可能です。
またジョブカン会計には、金融機関連携機能があるため、銀行やクレジットカードの利用履歴を取り込めば、より簡単に仕分け作業がおこなえます。
ジョブカン会計にはパッケージ版とダウンロード版がありますが、おすすめなのはダウンロード版です。ダウンロード版のほうが圧倒的に安いため、原則としてパッケージ版を購入する意味はありません。
ただし、電話でのサポートが必要な場合は、パッケージ版を選ぶ必要があります。ダウンロード版は、オンラインサポートのみで、電話サポートはありません。
また、ジョブカンの古いソフトや他社の会計ソフトを使っている場合は、19,800円(税込)で、「乗換・優待版」のジョブカン会計を購入できます。乗り換えの場合は、ダウンロード版ではなくこちらを選んでもよいでしょう。なお、継続費用についてもパッケージ版よりダウンロード版のほうが安くなっています。
JDL IBEX 出納帳 Majorは中小企業応援のため無償提供されている

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社 日本デジタル研究所 |
| 料金 | 無料 |
| バージョンアップ費用 | 無料 |
| 無料トライアル | なし |
| 対応OS | Windows8.1、10、11 |
JDL IBEX 出納帳 Majorは、中小企業を応援するため無料で提供されているJDL会計ソフトの1つです。無料でも機能制限などはなく、フルスペックで利用できます。
ただし、レシートの情報を取り込んだり、銀行通帳やクレジットカードの明細をデータとして取り込む場合は、別売りの「Wi-Fiハンディスキャナー」が必要です。Wi-Fiハンディスキャナーは、30,800円(税込)します。
しかし銀行やクレジットカードの取引記録は、各金融機関が提供しているCSV形式のファイルをダウンロードすることで取り込み可能です。そのため、レシート情報を手打ちする手間が気にならないなら、Wi-Fiハンディスキャナーなしでも問題ありません。
また、JDL IBEX 出納帳 Majorには、会計事務所との連携機能も付いています。データや帳表をオンラインでスムーズに会計事務所と受け渡ししたり、テレビ電話機能で会計事務所の担当者に相談したりすることが可能です。
今利用している会計事務所がない場合でも、JDL IBEX 出納帳 Majorが無料の会計事務所検索サービスJFL Client Linkを用意しています。また、JDL IBEX 出納帳 Majorを使っている会計事務所を紹介してもらえるAOISもあるため、普段会計事務所を利用していない人でも問題ありません。
税理士いらずは古いWindowsOSにも対応している

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 有限会社アイソフト |
| 料金 | 16,500円(税込) |
| バージョンアップ費用 | 5,500円(税込) |
| 無料トライアル | 30日 |
| 対応OS | WindowsXP、7、8.1、10、11 |
「税理士いらず」は、小規模法人に特化している会計ソフトです。そのため、めったに使われない特殊な申込書類などは機能から省かれていますが、帳簿作りに必要な基本的な機能は備えています。
税理士いらずは、会計データ作成機能と、税務申告データ作成機能の2つを完備。これ1つで、日々の帳簿付けから税金の申告までおこなえます。ただし通常は小規模法人がおこなわないような、貸倒引当金や減価償却超過額などを含めた書類作成はできません。
とはいえ、特殊な例をのぞけば、仕訳処理から決算書作成、税額計算まで税理士いらずでおこなえるため、非常に便利です。ソフト料金もバージョンアップ料金も安くすむというのも、零細企業にとってありがたいところでしょう。
さらに税理士いらずは、WindowsXPのような古いOSにも対応しています。新しいOSに対応していない古いプログラムを使っているため、OSをWindowsXPや7から更新していない、といった会社でも税理士いらずなら利用可能です。
MJSかんたん!法人会計は初心者も安心の入力支援機能を搭載

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ミロク情報サービス |
| 料金 | 33,000円(税込) 1年間あんしんサポート22,000円(税込)、3年間あんしんサポート59,400円(税込)、5年間あんしんサポート77,000円(税込) |
| バージョンアップ費用 | 1年間あんしんサポート22,000円(税込) |
| 無料トライアル | 30日 |
| 対応OS | Windows8.1、10、11 |
「MJSかんたん!法人会計」は、決算書の作成から、各種入力データの分析までできる本格的な会計ソフトです。本体価格は33,000円(税込)ですが、基本的には別途有料のあんしんサポートを付けなくてはいけません。
本体のみの購入だと、3カ月しかアップデートできないため、法改正などがあった場合に正確な帳簿が作れなくなってしまいます。バージョンアップソフトの無償提供にもあんしんサポートが必要です。
あんしんサポートは単年ずつ契約する方法もありますが、費用の点では、最初に5年契約をしたほうが得になります。無料トライアル版を使ってみてしっくりいくようなら、5年サポート契約をソフト購入と同時にやっておいたほうがよいでしょう。
なにか問題がおきても、あんしんサポートに加入していれば電話で相談できるため、万が一の時でも安心です。
MJSかんたん!法人会計は、ほかの会計ソフトのデータをインポートすることはできません。移行する際は、すべて最初からやり直しになってしまうので、その点には注意してください。ただし同じ会社のかんたん!シリーズのデータなら移行可能です。
勘定奉行i11は累計69万社以上の企業が導入

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント |
| 月額費用 | スタンドアロン:250,000円〜 Network Edition for Windows:1,120,000円〜 Network Edition for Windows with SQL Server:1,320,000円〜 |
| 無料トライアル | あり(無制限) |
| 対応OS | Windows 11/Windows 10 |
| 対応ブラウザ | Windows:Microsoft Edge最新バージョン/Chrome最新バージョン |
勘定奉行i11は、導入実績69万社以上・顧客満足度No. 1の会計ソフトです。
企業の会計処理に必要な機能が搭載されており、財務・会計人事総務など、バックオフィス全般の機能を勘定奉行i11だけで代用できます。会計・給与・販売管理をはじめ勤怠管理や固定資産、税務申告まで幅広く対応しており、勘定奉行i11を導入するだけで基幹業務の効率化が可能です。
勘定奉行i11は変化に強く、安心して長く使い続けられるシェアNo. 1基幹業務パッケージとして提供しています。勘定奉行i11には、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する様々な会計ソフトをまとめています。
また、勘定奉行i11には様々な追加オプションが存在します。証憑保管や入金管理・勤務計画など、オプションを追加することで幅広くあらゆる業務へ対応できるでしょう。
TKC会計ソフト FX4クラウドは導入後に専門家がサポート

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社TKC |
| 月額費用 | 10,000円 |
| 無料トライアル | あり |
| 対応OS | Windows 11 Pro 64ビット版 Windows 11 Home 64ビット版 Windows 10 Pro 64ビット版 Windows 10 Home 64ビット版 |
| 対応ブラウザ | Google Chrome(最新版)、Microsoft Edge(最新版) |
TKC会計ソフトのFX4クラウドは、企業の資金繰り計画や業績管理を支援してくれる会計ソフトです。
導入するだけで、今後の資金繰り状況を一目で確認できます。支払い予定日や支払い承認など、資金繰り計画から管理まで徹底できます。店舗・商品・取引先別に自社の業績データを表示させられるため、一目で全体の業績確認が可能です。
また、TKC会計ソフト FX4クラウドでは、金融機関との関係構築にも活用できます。信憑性の高い決算書を作成できることで、金融機関からの信頼を得られます。
さらに、TKC会計ソフト FX4クラウドは、財務と会計の専門家が導入後もサポートします。会計の専門家が会計業務のフローを改善し、経営者に対して気づきを与えます。TKC会計ソフト FX4クラウドはこれまでに18,000社以上に導入されている実績があるため、安心して活用できるでしょう。
PCA会計DXはAPIを駆使した他製品との連携が得意

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | ピー・シー・エー株式会社 |
| 月額費用 | EasyNetwork:440,000円〜 with SQL:550,000円〜 with SQL(Fulluse):902,000円〜 for SQL:440,000円〜 |
| 無料トライアル | あり |
| 対応OS | Windows 11 Windows 10 Windows Server 2022 Windows Server 2019 Windows Server 2016 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2012 |
| 対応ブラウザ | Google Chrome(最新版)、Microsoft Edge(最新版) |
PCA会計DXは、日々行う伝票の入力や元帳・試算表・決算書の作成、承認権限レベルの設定が可能な会計ソフトです。
PCA会計DXには、充実した会計機能が搭載されており、仕訳の承認機能や部門グループによる階層管理、豊富な管理用帳票が登録されています。自動仕訳機能を搭載しているため、普段の入力業務を高速化可能です。
また、PCA会計DXは受難な連携対応・承認機能が特徴です。APIによる他製品とのシームレスな連携を実現しています。PCAFinTechサービスを活用すれば、口座取引・クレジットカード取引を自動で仕分け可能です。
さらに、PCA会計DXは安心のサポート・セキュリティ環境を搭載しています。迅速な制度改正対応や電話・メール・リモートによるサポートを提供します。PCA会計DX全体は使いやすく、わかりやすいインターフェイスを採用しているため、初めて利用する人でも使いやすいでしょう。
会計王はMoneyLinkで帳簿入力のミスが軽減

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | ソリマチ株式会社 |
| 月額費用 | 44,000円(買い切り) |
| 無料トライアル | あり |
| 対応OS | Windows 11(64bit) Windows 10(64bit/32bit) Windows 8.1(64bit/32bit) |
| 対応ブラウザ | Google Chrome(最新版)、Microsoft Edge(最新版) |
会計王は、会計処理をサクサク自動化し、業務効率化を図れる会計ソフトです。
個人・中小企業向けのサービスとなっており、期待以上のサクサク感で様々な業務を自動化できます。昨今話題になっているインボイス制度や改正電子帳簿保存法にも対応しているため、安心して導入が可能です。
また、会計王は販売から27年以上のロングセラーとなるため、顧客からの意見を活かした様々な機能が搭載されています。明細入力のいらない仕分け・入力機能やリアルタイムでB/SやP/Lを把握できる集計・管理機能が代表的です。
さらに、クレジットカードや銀行と連携させて、帳簿入力のミスを減らす「MoneyLink」が搭載されているのも会計王の特徴です。会計業務に関する手間や細かい作業を会計王を導入することで自動化し、効率的に業務を進められるでしょう。
Biz∫会計は会計業務を丸ごとサポートできるシステム

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社NTTデータ・ビズインテグラル |
| 月額費用 | 問い合わせ要 |
| 無料トライアル | なし |
| 対応OS | Windows 11 Windows 10 |
| 対応ブラウザ | Google Chrome(最新版)、Microsoft Edge(最新版) |
Biz∫会計は、会計業務を丸ごとサポートする総合基幹システムです。
グループ経営に特化した会計機能が豊富に搭載されており、小社会計・グループ連結・財務分析まで可能です。日本の商習慣にフィットする機能群を活用することで、業務効率を一気にアップできるでしょう。
また、Biz∫会計は標準機能だけでも十分に活用できる会計ソフトです。追加オプションを導入することなく、ノンカスタマイズで会計業務を進められます。アドオン・カスタマイズを最小化することで、コストも合わせて抑えて会計業務を実現可能です。
さらに、Biz∫会計は電子帳簿保存法をはじめとした、法的要件に迅速な対応を提供しています。もちろん、インボイス制度にも対応しているため、法的要件をここにチェックする必要はありません。Biz∫会計はIFRS対応財務会計パッケージとなるため、実際のノウハウを活用した会計処理を進められるでしょう。
わくわく財務会計11は経営分析機能も搭載

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社コラボ |
| 月額費用 | 23,100円〜(税込) |
| 無料トライアル | あり |
| 対応OS | Microsoft Windows®11 |
| 対応ブラウザ | Google Chrome(最新版)、Microsoft Edge(最新版) |
「わくわく財務会計11」は、日々の取引入力から決算書作成、さらに経営分析までを一つのソフトで完結できる中小企業向け会計ソフトです。伝票入力・帳簿入力に加え、仕訳ヘルパーや定番伝票などの入力支援機能が充実しており、経理初心者でも迷わず作業を進められます。取引内容は入力と同時に元帳・財務諸表・決算書へリアルタイム反映されるため、転記漏れやミスを防ぎ、月次処理のスピードを大幅に引き上げます。
決算処理は法人・個人事業どちらにも対応しており、勘定科目内訳明細書・法人事業概況説明書・固定資産管理・消費税申告書作成など、年次業務に必要な機能がすべて標準搭載。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しているため、最新の法令要件を満たした会計処理が可能です。
さらに、グラフ表示にも対応した経営分析機能を搭載し、売上推移・損益構造・損益分岐点分析などを直感的に把握できます。Excel書き出しにも対応しており、会議資料や経営報告書の作成にも活用できます。また、コラボクラウドストレージと連携することで、データ共有・バックアップ・履歴管理まで自動化でき、事務所と自宅で同一データを安全に扱える点も魅力です。
30日間の無料体験版が提供されているため、操作性や導入効果を確認したうえで導入を検討できるのも安心ポイントです。
まとめ|個人事業主はクラウド型・法人はインストール型が最適
会計ソフトには、オンライン上で利用するクラウド型と、自分のパソコン内で利用するインストール型の2種類があります。個人事業主に向いているのがクラウド型会計ソフトで、法人に向いているのがインストール型会計ソフトです。
ただし、それぞれに会計ソフトには向いていることと不向きなことがあるため、個人事業主がインストール型を使ったり、法人がクラウド型を使うのが絶対にダメというわけではありません。
この記事も参考にして、自分(自社)にあった会計ソフトを探すのが1番です。「初期費用」と「継続費用」、「利用可能な会計機能」、「サポート内容」などの条件から最適なソフトウェアを見つけてください。
